【完結】たっくんとコウちゃん【大学生編】

秋空花林

文字の大きさ
19 / 19
番外編 学祭編

8 最終話

しおりを挟む
*閲覧注意です*



ーーー


 パンパン パンパン

 いやらしい腰を打ちつける音がする。

 いつもより、オレは激しく腰を振っていた。自覚もあった。

 だけど、止められなかったんだ。

 後ろから四つん這いのコウちゃんを攻めて、片手でコウちゃんの前を扱く。

「はぁ、はぁ、どうだ?ご主人様のをこんな奥までぶち込まれて!」
「あぁ、いい、ご主人様の、大きいっ、ニャ」
「くっ、本当に、何でこんなにやらしいんだっ」

 コウちゃんはオレが初めての相手の筈なのに。どんどんいやらしく魅力的になる。

 オレは堪らず一旦抜くと、今度は正常位でコウちゃんに挿入した。

 そして、再び抽送を開始する。コウちゃんの感じる場所を突く。

「あ、あ、あ、イイ~」
「ここがいいんだろ?オレを見ろ!誰が自分にぶち込んでるのか、ちゃんと!」
「ご主人様ぁ…」

 コウちゃんはオレに激しく揺さぶられながら、泣きながらヨガって、オレを見た。

 オレに手を伸ばす。オレはその手を握った。

「僕が、好きなのは、はぁ、たっくんだけ、だよ」
「くっ、コウ、コウ!」

 オレは我慢できず、ラストスパートで動きを早めた。コウはオレに揺さぶられながら、自らのを扱き出した。
 
 それが、あまりにいやらしくて。もう興奮で頭が焼き切れそうだ。

 奥に奥に出したくて。体を前に倒して。両腕の中に閉じ込める様にして腰を動かす。 

「コウ、好きだ、愛してる、」
「僕も、愛してる。中にたっくんのいっぱいちょーだい」
「くっ…」

 愛してる。

 その気持ちがオレを満たして、そのままコウへ流れて行く。

 ゴム越しに、オレはコウの中に熱い欲望と情熱と、ありったけの愛を注ぎ込んだ。

 

◆◆◆



 たっくんの部屋に来る前に、僕は下準備をして来た。

 だから、ソコはうまい具合に解れてて。

 たっくんは、すぐ後ろから僕を貫いた。

「あん、あん、ご主人様、激しい、ニャ」

 僕の言葉のせいか、たっくんの腰が更に激しくなった。

 いつもなら、優しく僕を感じさせるのに。今日は自分の欲望を優先させてるみたいに、好き勝手に腰を振ってくる。そして、僕の前をいやらしく触ってくる。

 それが、何だか、犯されてるみたいでー。

 すごく興奮した。

 後ろからされてて、姿も見えないし。
 抱き方もいつもより激しくて。
 言葉遣いもいつより荒いから。

 別の人にされてるみたいなのに、それが興奮して、僕の中の興奮を高めていく。

 僕…変態かも。

「はぁ、はぁ、どうだ?ご主人様のをこんな奥までぶち込まれて!」

 たっくんの声がした。

 間違いなく、たっくんの声なのに。まるで別人みたいで、それがまた僕の興奮を誘う。

 僕の中がキュウとしまった。

「あぁ、いい、ご主人様の、大きいっ、ニャ」

 もっとして欲しくて。強請る様に腰を揺らす。

「くっ、本当に、何でこんなにやらしいんだっ」

 ぐるりと身体を回転させられて、目の前にたっくんが見えた。

 逞しい身体が汗をかいて、とてもセクシーだった。興奮した表情で再び僕の中に入ってくる。

 今度は僕の感じる場所を突いてきた。これまでの快感が積み重なって、僕は瞬く間に、絶頂への階段を駆け上がる。

「あ、あ、あ、イイ~」

 もう涙も出て、よだれも出て、僕はドロドロのグチョグチョだった。

「ここがいいんだろ?オレを見ろ!誰が自分にぶち込んでるのか、ちゃんと!」
「ご主人様ぁ…」

 たっくんが、こんなに独占欲を剥き出しにしてくれるなんて。

 嬉しい。
 僕、とっても幸せだよ。

 目の前の恋人に手を伸ばす。たっくんが握ってくれた。

「僕が、好きなのは、はぁ、たっくんだけ、だよ」
「くっ、コウ、コウ!」

 たっくんが、腰の動きを早めた。
 僕も一緒にイクため、自分のモノを握って手を動かす。

 コウちゃんじゃなくて、コウと呼ばれる事に、たっくんの独占欲を感じて。

 僕の中は、再びキュウとなった。

 たっくんが身体を前に倒して。僕を両腕の中に閉じ込める様に密着して腰を動かしてくる。中の感じる所も一緒に刺激されて。

 僕はもう、頭がフワフワして、身体がビクビクして。

「コウ、好きだ、愛してる、」
「僕も、愛してる。中にたっくんのいっぱいちょーだい」
「くっ…」

 たっくんの呻きと共に、僕も絶頂を迎えた。

 アソコから熱いモノが飛び出て。中からの深い快感に身体がピクピクして。声も出ない。

 お腹の奥に温かいモノを感じる。たっくんが僕の中に、沢山注いでるんだ。

 愛されてる。

 たっくんの腕の中で。
 僕はたっくんからの大きな愛を感じて。
 多幸感でいっぱいになった。



「今日のたっくん、すごかった」
「…っ、あれは、コウちゃんが」

 エロすぎるから。そう言って、僕の恋人はぷいと顔を背けた。

 幸せで興奮したHが終わって、今は2人でベッドに横になってる。

 たっくんが腕枕をしてくれてるから、照れてるのは丸わかりだ。

「ご主人様はネコが気に入ったニャン?」
「……」
「もし気に入ったなら、他の動物の耳と尻尾も準備する?」

 たっくんからの返事は無い。
 顔もそっぽを向いたままだ。

 まずい。意地悪しすぎたかも。

「たっくん、ごめんね?怒った?」
「し…ウ…ギ」

 たっくんが小さな声で何か囁いた。
 
「なぁに?もう一回お願い」

 今度は小さいけど、ハッキリ聞こえた。

「白ウサギ…とか」

 まさかのリクエストに、僕は目をまん丸くする。

 たっくんに、そんな趣味があったなんて!

 僕はまた、たっくんの新しい一面を見つけた。

「……わかった」

 僕はギュッと、たっくんに抱きついた。

 裁縫は得意じゃないけど、たっくんの為にがんばるぞ!

 僕の裁縫熱に火がついた。




 番外編 学祭編 完


ーーー


 以上でこの2人の物語は完結です。
 きっとこの後も仲良く過ごしていくでしょう。

 ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


★お知らせ★

 別作品の『壊された女神の箱庭ー姫と呼ばれていきなり異世界に連れ去られましたー』の第六章を本日から始めています。

 よろしければ、そちらもお読み頂けたら嬉しいです。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 まったり書いていきます。 2024.05.14 閲覧ありがとうございます。 午後4時に更新します。 よろしくお願いします。 栞、お気に入り嬉しいです。 いつもありがとうございます。 2024.05.29 閲覧ありがとうございます。 m(_ _)m 明日のおまけで完結します。 反応ありがとうございます。 とても嬉しいです。 明後日より新作が始まります。 良かったら覗いてみてください。 (^O^)

悋気応変!

七賀ごふん
BL
激務のイベント会社に勤める弦美(つるみ)は、他人の“焼きもち”を感じ取ると反射的に号泣してしまう。 厄介な体質に苦しんできたものの、感情を表に出さないクールな幼なじみ、友悠(ともひさ)の存在にいつも救われていたが…。 ────────── クール&独占欲強め×前向き&不幸体質。 ◇BLove様 主催コンテスト 猫野まりこ先生賞受賞作。 ◇プロローグ漫画も公開中です。 表紙:七賀ごふん

こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件

神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。 僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。 だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。 子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。   ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。 指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。 あれから10年近く。 ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。 だけど想いを隠すのは苦しくて――。 こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。 なのにどうして――。 『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』 えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 一月十日のアルファポリス規約改定を受け、サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をこちらへ移しましたm(__)m サブ垢の『バウムクーヘンエンド』はこちらへ移動が出来次第、非公開となりますm(__)m)

【完結】I adore you

ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。 そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。 ※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。

処理中です...