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<50/ルーカス>

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 他者の気持ちを勝手に推測し、決めつける愚かさを、俺は誰よりもよく知っている。
 俺の思い込みこそが、リリエンヌを追い詰め、傷つけていたのだから。
 だからこそ、タウンゼント公爵夫妻の身勝手な思いと行動は、じくじくと胸を刺す。
 タウンゼント夫人の告白に、横目で見た父上は、六十代半ばには見えない若々しい顔を、蒼白にしていた。
 俺の知る父上は、常に穏やかで感情の波が少なく、争いを厭う人だ。
 だが同時に、深い思い入れを特定の対象に向けない人でもある。
 俺達双子が、両親の公務に初めて付き添ったのは、十の時。
 社交界デビューしてからは単独公務も始まったが、それまでは両親の公務を傍で見て、覚えていった。
 国王業務を行っている父上の仕事中の横顔を見ていて、気づいた事がある。
 父上は、穏やかな微笑の背後に、他者への怯えを隠している。
 必要以上に踏み込ませない、内面をさらけ出さない。
 それは、子供である俺やセディに対しても、そうだ。
 そんな父上が最も苦手としているのが、女性である事を武器にするタイプの――今、目の前にいる、タウンゼント夫人のような――女性だ。
 父上には婚約者がいなかったと言うから、その地位を狙う令嬢相手に、相当、苦労したのだろう。
 タウンゼント夫人は、客観的に見れば、美しいと評される女性だ。
 ロザリンドの髪色と瞳の色はタウンゼント公譲りだが、顔立ちは母親にそっくりだ。
 タウンゼント夫人の華やかな容姿は、孫がいるようには見えない程に艶めいている。
 だが、この場合の若々しさは同時に、年齢相応の落ち着きがない、とも言える。
 今も、父上を見つめる視線は蜜のようにねっとりと甘い。
「わたくしが、陛下のご尊顔を初めて拝謁したのは、十三歳、学園に入学した年でした。その年は、学園の開校二百周年記念で、陛下からご祝辞を頂いたのですわ。わたくし、その記念式典で、雷に打たれたような衝撃を覚えました」
 タウンゼント夫人が十三と言う事は、父上は三十半ばになるかならないか位だろう。
 自分の父親ながら、とても整った容貌の人だが、若い頃は猶更だと思う。
「わたくしが陛下への恋に落ちた時点で、陛下は既にご結婚なさっていました。我が国に側室制度がない事は知っておりましたが、諦めきれずに、この美しい方のお傍にありたいと、令嬢教育に熱心に取り組みました」
 恐らく、キッスリング夫人は、その様子を見た事があるから、先程の発言になったのだ。
「陛下もまた、わたくしを求めて下さっていると確信したのは、わたくしの社交界デビューの時の事です」
 …は?
 父上をちらりと見ると、蒼白な顔で、ぶんぶんと首を横に振っている。
 その姿に、王としての威厳など、欠片もない。
 寧ろ、どんどん、母上へと身を寄せていって、母上の細い背に隠れようとしている。
 …いや、それはちょっと、情けないのではないだろうか。
「社交界デビューの夜会で、両親と共にお目通りさせて頂いた時に、陛下は、こう仰ったのです。『ハミルトン令嬢は、婚約の話が進んでいるそうだね』」
 …ん?
 室内がしーんとしたが、タウンゼント夫人は満足そうにうっとりと微笑むだけで、話の続きをしない。
「他には?」
 焦れたのだろう、セディが問うと、不思議そうに首を傾げた。
「この一言ですわ」
 いや、それ位は話すだろう?
 父上も母上も、夜会では何かしら一言、個人的な事について言及するように努めている。
 出産の祝いだとか、昇進の祝いだとか、訃報へのお悔やみだとか。その一環として、婚約に触れたのだろう。
 相手を個人として認識している、と意識させる事で、王家への親近感を持たせると同時に、反目を防ぐ意図があるのだ。
 貴族の婚約には、国王の認可が必要だから、父上が当時のハミルトン令嬢であるタウンゼント夫人の婚約について把握していても、何の不思議もない。
「ですが、その後直ぐに、婚約は白紙に戻ったのです」
 …??
 タウンゼント公以外の人々の脳裏に、疑問が渦巻いているのが見て取れる。
「陛下が婚約について言及なさった後に、婚約が白紙に戻ったのですよ?お判りになりません?つまりは陛下が、わたくしを嫁がせたくないが為に、婚約をお認めにならなかった、と言う事ではありませんか!」
 嬉々としてタウンゼント夫人は話すが、何故、そうした理解になるのかが判らない。
 だが、タウンゼント公と同じで、彼等の論理は、理解しようとしても無駄なのだろう。
 彼等は、生きている世界が違うのだ。
 父上を見ると、震える声で、
「婚約を認めなかったのではなく、相手方から引き下げられたのだ…」
と言っている。
 予想はしていたが、タウンゼント夫人もまた、自分に都合のいい思い込みの世界で生きているらしい。
 ともあれ。
 言葉を交わした事がないにも関わらず、この経験から、タウンゼント夫人の中では、父上と彼女は相思相愛の仲である、と固く信じられるようになってしまった。
 父上は王族だから、離縁出来ない。
 愛のない王妃であっても、側室を持つ事も出来ない。
 どうすれば、父上の傍にいられるのか、慰めになれるのか、と悩んでいる所に、母上を慕うタウンゼント公から声を掛けられる。
 『運命の人』を取り戻そう、と意気投合して、互いの目的の為に同盟を組んだのだそうだ。
「わたくし達は、夫婦であって夫婦ではありませんの。目的を同じくする同志なのですわ。ですから陛下、ご心配なさらないで下さいませね?わたくしの心はずっと、陛下だけに捧げられておりますから」
 父上を見つめる眼差しは、正に恋する乙女だ。
 その目を向けられている父上は、恐怖に震えていると言うのに、全く気にしていない辺り、彼女が愛しているのは誰なのだろう、と疑問に思う。
「…じゃあ、ロザリンドは公達にとって、何なのだ」
 セディの声が、いつになく低い。
 ロザリンドにはこれまで、散々苦労をさせられてきた。
 リリエンヌの事も、アルバートの事も、思い出せない位に多くの苦しみを与えたロザリンドだが、だからと言って、どう扱ってもいいわけではない。
 ましてや、彼等はロザリンドの親なのだから。
「まぁ、セドリック殿下は不思議な事を仰るのね?ロザリンドは、わたくし達の可愛い大切な娘ですわ」
「可愛い大切な娘に、王太子妃に、ひいては王妃にならねば価値がない、と刷り込んだのか?」
「仰っている意味がよく判らないのですけれど…確かにわたくしは、ロザリンドに、我が国一の王子妃となるよう、言い聞かせて参りました。ロザリンドが国をよく支え、王太子妃になれば、わたくしと陛下、エドムント様とアナスターシャ様の距離は、もっと近しくなるでしょう?互いの運命の為に、最も適した方法と言うだけですわ」
 王族が離縁出来ない以上、不貞を疑われぬように近づく方法が、娘を王太子妃と言うこの国で二番目に高貴な女性にする事なのだ、義理とは言え、縁戚になるのだから、頻繁に面会して何の不思議もない、と、タウンゼント夫人は至って真面目な顔で言い切った。
 その状況を作り上げる事こそ、己の変わらぬ愛を示す為の方法なのだ、と。
 彼等は、母上がタウンゼント公を、父上がタウンゼント夫人を、運命の相手として欲している、と心の底から信じている。
「…では、王太子妃にしたかったロザリンドが、婚前に婚約者以外の男と通じていた事は、どう言い訳する?」
「わたくし達にはロザリンドが必要でしたけれど、ロザリンドにも運命の人がいた、と言うだけの事。運命の人と結ばれぬ辛さは、親であるわたくし達が一番よく判っておりますもの。娘の恋を応援する事の、何が問題なのです?」
 狂った論理を聞かされていると、どんどんと頭が痛くなる。
 楽しそうにうっとりと話をしているのはタウンゼント夫人のみで、後のご夫人は、リリエンヌを含めて皆、蒼白な顔をしていた。
 辛いだろうに、リリエンヌは退席せずに、背筋を真っ直ぐに伸ばして王子妃としての責を果たそうとしている。
 タウンゼント公以外の男性陣もまた、むっつりと押し黙り、眉間に深い皺を寄せていた。
「…そう。つまり、レジナルド様とクリスト様は、私を寡婦として実家に引き戻す為に弑され、生まれて来る筈だった子供達は、ロザリンドの王子妃としての地位をより強固にする為に弑され、リリエンヌもまた、ロザリンドを引き立てる為だけに虐げられて来たのですね」
 母上の声が、抑えきれぬ怒りに震えている。
「全ては、私とフィリップを、貴方達が手に入れる為に」
 問われたタウンゼント公爵夫妻は、何処か陶然と頷く。
 自分達が糾弾されているのだとは、欠片も考えていない顔で。
 タウンゼント公は、飽くまで運命の人――母上を手に入れる為だけに、行動していた。
 王族の殺害も、生まれる筈だった命を奪った事も、リリエンヌを虐げた事も、彼にとっては、己の道を妨げるものを排除しただけ、なのだろう。
 それが、正しい事なのだと信じているから、こんなにも、罪悪感のない顔をしている。
「そう…そうなの…レジナルド様は、私のせいでお亡くなりになったの…」
 母上の声が、低く地を這う。
「それは違うよ、アン、兄上は君をお守りになったんだ」
「でも、フィル…!」
 母上は、父上の肩に縋りついた後、キッ、とタウンゼント公を睨みつけた。
「人殺し…!レジナルド様を、クリスト様を返して…!レジナルド様を…私の子供を返して…!」
 涙と共にぶつけられた怒りの叫びに、タウンゼント公は初めて、不安そうに表情を強張らせる。
「子供…?アナスターシャ、子供がいたのか…?」
「そうよ!私とレジナルド様の赤ちゃん!流行り病のせいで失ってしまった私のお腹の赤ちゃんよ!そのせいで…その後の妊娠が難しくなって…」
 唇を噛む母上の肩に、父上がそっと手を回す。
 その姿を、タウンゼント夫人もまた、愕然とした顔で見ていた。
 両親は、公的な場で必要以上に触れ合う事はない。
 それが、両親は不仲で、本当は自分達を想ってくれているのだ、と言う彼等の思い込みを助長させていたのだとしたら…。
「愛のない、結婚だったのでは…」
 迷い子のような、心細げな声。
 タウンゼント公から、絶対的な自信が損なわれていた。
「ねぇ、誰か一度でも貴方にそんな事を言った?アナスターシャは、大嫌いなレジナルド様の所に、王命で無理矢理嫁がされるのだと。そんな事、あるわけないわよね?レジナルド様は私の初恋で、憧れの方で、願って願って結婚出来たのですもの…!私は一度だって、貴方を恋愛対象として見た事はないわ。助けて欲しいと願った事もないわ。それなのに…私から愛するレジナルド様ばかりか、やっと授かった赤ちゃんまで奪って…!私は、貴方が憎い。私の気持ちなんて欠片も考えてくれない貴方を、心の底から憎んでいる…!」
 母上の、殺意すら籠った視線を受けて、タウンゼント公は茫然と目を見開いた。
 彼にとって、これまでの全ては、母上の為にした事だ。
 『運命の人』の手を取る為に、して来た事なのだ。
 母上が、喜んでくれる、と信じていたからこそ、躊躇なく、他者を痛めつけて来たのだろう。
 その母上に、こんなにも憎まれていると、考えた事もなかったらしい。
「そして、グリゼラ。貴女の事も許さない。フィルは私の夫よ。レジナルド様と赤ちゃんを失って、ボロボロだった私を支え続けてくれたフィルは、私の大切な旦那様なの。何を勝手な事を言ってくれてるのよ。一方的に慕うだけならまだしも、フィルの為とか、間違っても彼に貴女の想いを押し付けないで頂戴。運命の相手?真実の恋?笑わせないで!貴女のしている事は、泥棒猫以下。誰も望んでいない身勝手で醜い欲望なだけだわ!」
 母上は、怒りに任せてタウンゼント夫人も糾弾する。
 その手をずっと、父上は握り続け、背に片手を添えて寄り添っていた。
 二人の姿は、誰がどう見ても、長年支え合って来た夫婦にしか見えない。
 愛のない形式だけの夫婦だと言える者は、一人もいない筈だ。
「そんな…陛下…?」
 縋るように、父上を見つめるタウンゼント夫人からは、先程までの輝きが消え、一気に老け込んだように見えた。
「…タウンゼント夫人。私は貴女を、ハミルトン令嬢、タウンゼント夫人として以外に認識した事はない。私にとってアナスターシャは、唯一の女性だ。彼女以外に捧げる愛は、持っていないのだよ」
 全てを言い切ったからか、激しく泣き出した母上を胸に抱き寄せた父上が、母上の髪に唇を寄せ、静かに、だが、確かな怒りを込めてタウンゼント夫人に告げると、彼女は、糸が切れたように崩れ落ちた。
 何十年と、思い込みだけで行動してきたタウンゼント公爵夫妻。
 『運命の人』からの激しい拒絶に、支えとしてきた脆い根拠が崩れたのだろう。
「…これで、真相解明は出来たね」
 セディが、顔を顰めて溜息を吐く。
 予想していた以上に自分本位で醜い動機に眩暈がする。しかし、これではまだ、解散出来ない。
 タウンゼント公爵夫妻を処分する為に、国民に公表出来る理由が必要だ。
 国王夫妻に横恋慕した結果、殺人を犯した。
 そんな醜聞を広めるわけには、いかない。
「とは言え…ご夫人方には、負担の大きい時間だったからね。一度解散して、後は男性陣だけが残ろうか。タウンゼント公爵夫妻を拘束、幽閉するように」
 セディはそう言うと、沈黙したままのロザリンドに、こう声を掛けた。
「ロザリンド。君ももう、頑張らなくていいよ」
「本当…?!」
 途端に、先程までの大人しい姿を一掃し、目にいつもの傲然とした輝きが戻ったロザリンドを見て、セディが溜息を零す。
「あぁ、本当だよ。だって君も、幽閉されるんだから」
「…は…?」
 ロザリンドが、強張った声を上げる。
「わたくし、も…?何で…?だって、今の話を聞いていたでしょう?わたくしは、何も悪くない…!」
「でも、護衛騎士に指示して、リリエンヌを襲わせたのは君だよね?花祭りの時も、君の指示でリリエンヌを狙っただろう?」
 そうだ。
 捕らえた者達が挙げた名は、全て、ロザリンドを指していた。
「リリエンヌ、リリエンヌ、リリエンヌ!何でこの子ばっかり気にするのよ!わたくしこそ、この国で最も美しく、最も賢く、最も敬われるべきなの!王太子妃に、王妃になるのは、わたくしよ!なのに、分を弁えないで目立とうとするから、身の程を知らしめてやったのよ!感謝して欲しい位だわ!それに、結局は死ななかったんだから、何もしてないのと一緒じゃない!」
 憎々し気に、ロザリンドが吐き捨てる。
 ロザリンドに言い返そうとする俺を、セディが目顔で止めた。
 リリエンヌの様子を伺うと、静かな顔で、興奮してわめくロザリンドを見ている。
「リリエンヌの怪我は、今も癒えていないんだよ。確かに、王太子妃、王妃になるよう、両親から強く求められていたのも事実だろう。君もまた、被害者だ。でも、君は、両親の罪を判った上で、利用してきたよね?両親に便乗して君が犯してきた犯罪が、なかった事にはならない。さっきのだって、虐げられて来た子供の演技だろう?被害者になれば、何食わぬ顔をしてこれまでと同じ生活が送れるって思った?…君と、どれだけ付き合いが長いと思ってるの。君の演技位、判るさ」
 セディの指摘に、ロザリンドが顔を歪め、唇を噛む。
 何故、気づかれたのかと言うように。
「それにね。リリエンヌはルーカスと子供にとって、大切な人だよ。誰も彼女の代わりにはなれない」
「でも、わたくしは王子妃よ!王族は離縁出来ないでしょう…?!」
「知らなかった?王族は確かに離縁出来ない。でもね、例外があるんだ。それは、相手が婚姻前に罪を犯していた事が判明した場合だよ。流石に、犯罪者を王家に入れるわけにはいかないからね。救済措置があるのさ」
「婚姻前の…罪…?」
「そう。君は、同意のない相手に薬物を服用させ、無理矢理性行為に持ち込んだ強姦罪に問われている」
「な…強姦だなんて、そんな大袈裟な…」
「もしくは、君が『病死』するか、だね。本来なら、子のない妃が王族として残るのを防ぐ為の法だけど、後継者のないままに妃が死んだら、私は新たな妃を娶る事が可能なんだよ」
「びょう、し…って、セディ…」
「流石に私も、君に死を宣告するのは、ちょっと心が痛むかなぁ。だったら、犯罪者として貴族籍剥奪の方がよくない?安心して。流石に対外的にはもうちょっとまともな理由をつけるから。王子妃が強姦魔だったなんて、諸外国に知られたらまずいからね」
「うそ…嘘よ…!あれは、向こうがわたくしを、無理矢理…!」
「往生際が悪いよ。君が、自分で認めたんだろう?」
 ロザリンドが、ぐっ、と息を飲んで、セディを睨みつける。
 かと思えば、わざとらしく目を潤ませて、縋るように身を寄せた。
「セディ…?わたくしはこれまで、こんな子よりもずっと、王子妃として役立って来たわ。わたくしの事を、美しいって、賢いって、言ったじゃない…思い出して。貴方は、わたくしを愛してるでしょう…?」
「う~ん…」
 セディが、どろどろと濁った空気の中で、場違いな位、にっこりと笑う。
「私はこれまでずっと君に、態度を改めるように忠告して来たよ。やり直す機会だって、上げたよね?でも、君は反省するどころか、ますます暴走した。君の口から出た言葉は、全て真実になる、とでも思っているのかな?確かに、君は婚約者として、王子妃として、王家に貢献してくれた。君が張り切ってくれるなら、美しいでも賢いでも、何でも口にしたさ。だけど、ローズ、ロザリンド。我儘で強引で、常にこちらの意思に関係なく引っ張り回し、世界の中心になりたがる君を、愛した事は、一度もないな」
 対照的にロザリンドは、目を見開いて凍り付いた。
 イアソンが、部屋の外に立つ信頼出来る護衛騎士を呼び、言葉を失ったタウンゼント親子三人は、部屋から連れ出される。
 そうして、警備の手厚い王宮の一室で、処分決定まで、親子バラバラに幽閉される事となったのだった。


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