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第二章

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 ケイトは、急に顔色を変えたメリアに、心配そうな表情をするが、リリーは気にせず閨授業を進める。

「まずは、お尻を浄化する魔法をかけるので、お尻を突き出してくださいますか?」
「や、やだやだ! お尻はだめっ」
「殿方は、お尻の穴にも入れたがりますから。ここで慣れておきましょうね」
「うっ、うぅ……」

 おずおずとうつ伏せになるメリアを、ケイトが手助けをして、リリーの方にお尻を向ける。
 その後ケイトは、メリアのお尻がよく見えるように、手で広げると、リリーが嬉しそうな声をあげる。

「まぁ、お尻の穴までピンク色で綺麗ですわ」
「本当ですね。あれ、それに少しヒクヒクしてきました」
「そ、そんなに、見ない、で……!」

 羞恥でいっぱいのメリアは、お尻の奥がきゅんと疼く。
 見られて疼いてしまうなんて、嫌と、アメジストの瞳から涙がこぼれた。

「メリアお嬢様、これから魔法をかけますので、振り返ってみていてくださいね」
「淫らな内壁を浄化せよ。パースト・ロイ」
「ひゃぁあぁぁぁん!!!」

 リリーが魔法をかけると、まるで、細い棒状のスポンジがぐるぐる回って、お尻の中を洗浄していく感覚に、頭がチカチカする。
 たった数秒が、酷く長く感じた。浄化魔法が終わったようだ。
 顔色を伺うようなケイトが、私に問いかける。

「いかがでしたか?」
「へ、変な、感覚だったわ」

 すると、我慢ができないリリーが、メリアのお尻の花弁を舌で舐め始めた。

「ひゃ、リリー! そんな、ところ、だめぇ……」
「これも、授業の、一環ですわよ」
「んぁっ、そこで、しゃべ、らないで……!」

 初めての刺激に頭がクラクラとしてくる。その隙に、ケイトは、メリアの胸を隠す下着を脱がし、豊かな胸を解放させた。
 そして俯いているメリアの顔を手で持ち上げて、口付け、舌を絡める。

 ケイトのキスで、再び身体の熱があがったメリアは、お尻の奥が徐々に期待するよう絞まり、素直に快感を拾い始めた。

「ふ、ぁ……んぅ……」
「それでは、ローションを入れますね」
「えぇ……!? ひゃあぁぁ……」

 快感に夢中になっていると、リリーが、お尻から口を離し、注射器のような道具を花弁へ注ぎ込む。
 冷たい感覚が中に入ってきて、背中がゾクゾクとしてしまう。
 お尻のヒクヒクが止まらない。

「拡張するために、小さめのアナルプラグを入れますわ」
「あぁあぁぁん……」

 リリーによってお尻の花弁から、初めて異物が入る。簡単に奥へ沈んでいき、少しの苦しさを感じた。視線を感じ後ろを振り返ると、ケイトもいつの間にか、お尻を覗き込んでいる。

「上手に後ろのお口から飲み込めましたね」
「ケイトもそう思いますこと? メリアお嬢様は才能がおありでいらっしゃますわ」
「メリアお嬢様は処女だというのに、美味しそうに性具を頬張って……とてもいやらしいです」

 そういうと、ケイトは、メリアの体勢をうつ伏せから仰向けに変える。
 動く度にお尻に響いて、熱に呑まれる。

 ケイトが左側、リリーが右側に来ると、胸を片方ずつ、舐めて吸われる。

「あぁぁあぁぁ、きもち……ふぁ、あぁんっ」

 リリーは夢中で胸を頬張っていると思いきや、右手が、ゆるゆると、秘部の蕾に伸びてくる。

「ひあぁっん! いい……っ」
「どんどん気持ち良くなってくださいね」
「うぅうぅ、あぁぁあぁっ……んぅ、逝きそ、」

 あまりの気持ちよさに、お尻を絞めてしまうと、絞めたお尻に刺激がいき、そちらも悦びでいっぱいになる、快感の連鎖だ。どんどん快楽の頂点に昇りつめていく。

「あぁっ、ど、しよ……、おしり、好きになっちゃうぅぅ!!! アナルで、逝くぅぅうぅ!!! やあぁぁあぁぁぁあぁぁあぁぁん!!!!!!」

 胸も秘部の蕾も同時に刺激され、全身に電気が走るような強すぎる気持ちよさで痙攣する。
 どうしよう。アナルで達してしまった…とよぎるが、いまだにお尻は、アナルプラグを離さないとばかりにぎゅうぎゅう締め付けている。

「はぅ……っ、お尻、まで、開発されちゃった……」

 感度の良すぎる身体で、思いもよらない箇所で達してしまった自分を受け入れられず、涙がぽろぽろとこぼれてしまう。
 そんなメリアが流す涙を、ケイトが舌ですくいとり、口を開いた。

「皆、開発する箇所ですから、安心してくださいね」
「そうですわ。私もアナルセックス大好きですもの」
「今度は、お尻だけで達せれるよう頑張りましょう!」
「ま、まだやるの……?」
「むしろこれからが本番ですわよ」

 そういうとリリーは、私のお尻からゆっくりとアナルプラグを抜く。抜かれる時にも気持ちよくてゾクゾクとした。
 ベットから降りたケイトが、どこかから、魔法薬の瓶を2本取り出す。

 ーーも、もしや……!?

 2人が魔法薬を飲むと、身体中が光だす。リリーとケイトがお互いの服を脱がしあうと、本来ないものが、股の間に生えてきていた。

「魔法薬で生やした私達のおちんぽで、沢山可愛がってあげますわ」
「精一杯がんばります!」

 そそり勃った可愛らしいサイズの肉棒を揺らし、リリーはお尻の方へ移動する。ケイトもベットの上に戻り、頬を赤らめ、どこか嬉しそうな顔をしている

「小さめのサイズで生えてくる魔法薬を選びましたので、メリアお嬢様のお尻にちょうどいいはずですわ」
「リリー様、お先にどうぞ」
「メリアお嬢様のお尻の初めて、僭越ながら私がいただきますね」

 心の準備もできていないというのに、話はどんどん進んでいった。止める間もなく、リリーのどくどく脈打つ陰茎が勢いよく入ってくるーー。

「んんっ、ひゃあぁあああぁぁあぁっ!!!!」

 待ち望んでいたように、お尻がギュウギュウとリリーを締め付けると、お腹の奥の、ずっと疼いていたところが満たされて、甘い痺れを受け入れてしまう。

「メリア、お嬢さ、ま……っ! あん、全部入りましたわっ。気持ちよくて、あぁぁん」
「あ、ふぅっ きもちぃいぃぃ!!! おしり、いっぱ、い、動かしてぇえ」

 本能のまま、リリーにおねだりすると、ゆっくりと動かしてくれた。あまりの快感に身体を震わせていると、ケイトが私の胸をまたぎ、肉棒が口を突いた。
 反射的に口を開けると、以前に舐めたケイトの陰茎よりもひとまわり小さいものが入ってくる。
 気持ちよさに悶えながら、必死に舐める。

 誰の嬌声かわからないほど、甘い声が部屋中に充満している。
 ケイトは、悶えて上手く愛撫できない様子を見て、焦ったいとばかりに、私の口の中を勝手に動き始める。
 喉の奥まで届かない長さなので、苦しすぎず、自分のメイドに屈辱されているようで、どんどん興奮度が高まってくる。

 すると、熱に呑まれ、喘いでいたリリーが、切迫詰まった様子で、口を開く。

「~~っ! メリアさまぁ、もう、だめ、出ちゃう!! 出る出るぅうぅぅあぁあぁぁん!!!!!」
「んふっ! やあぁぁ、ああぁぁ……!!!!」

 リリーが深く突くと、お尻の奥へ蜜を吐き出す。ケイトに肉棒が口に入ってるメリアは、言葉にならない叫びをあげる。

 ケイトは、そんな様子に興奮したように、自らの唇を舐めると、リリーと場所を交換し、容赦なくメリアのお尻を犯した。

「ああぁぁあ、だめ、おかしくなっちゃうぅぅぅ」
「お嬢様、もっとおかしくなってください」

 メリアのお尻を持ち上げ、下に打ちつけるようにピストンをし始める。
 たまらず唇を噛み、快感に耐えるが、どうしても声が漏れて、快感に狂ってしまう。

「んゃあ、あぁ、ひぃいんっ! それ、やだぁあぁ」
「やだって、気持ちいってことですよね?」
「うぅぅ、そうで、すっ……! すごくきもち、ですぅ…… 」

 善がっていると、少し落ち着きを取り戻したリリーが、秘部を私の唇に擦りつけてきた。
 いやらしい香りに、舌を出して、味わってしまう。

「あぅ、そろそろ……出そう…です……っ!」

 先程までは、早い速度で打ち付けられていたが、今度はゆっくりゆっくりと、私の下のお口を味わうよう、出し入れし始めた。

「あひぃっ! メリアも、逝っちゃ、ぅぅぅう」
「……っ! 出ますぅっ」
「私も、イクゥぅぅうううううぅぅ」

 リリーは、自らの指で、秘部の蕾を勢いよく擦り達した。達した瞬間、リリーの肉棒から、再び蜜が噴射する。

 3人の悲鳴に近い高い声が響き渡ると、皆、身体をビクビクと振るわせ、いやらしく痙攣した。
 お尻だけの刺激で、達してしまったメリアは、悦びに打ちしがれた顔をしていた。

 メリアは、またひとつ性感帯を増やすことができた。


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