【R18】汚くも美しいこの世界で、今日は何を食べようか?

染野

文字の大きさ
20 / 26
三、ごちそうさまの、その後に

3.それは、ひとよの

しおりを挟む
 私の持ってきた味噌汁を綺麗に平らげると、千歳は満足そうに「ごちそうさま」と手を合わせた。それに笑顔で頷くと、あれよあれよという間に冷たい床に横たえられ、その上に千歳が覆い被さる。何をする気かと問う前に、私の唇は千歳によって塞がれてしまった。
 久しぶりに感じるその柔らかさと熱にうっとりと目を細めたのも束の間、彼の手は私の着ていた服のジッパーを当たり前のように下ろしにかかる。

「んっ……! ち、ちとせ? まさか、その……」
「うん? お腹も満たされたし、ひかりを抱こうと思うんだけど。だめ?」
「や、やっぱり! 駄目に決まってるでしょっ、ここ神社だよ!?」
「でも、僕のために建ててくれたんでしょう? その僕がいいって言ってるんだから、いいんじゃないかな」

 そういう問題ではないような気がするが、千歳はおかまいなしで私の唇を貪った。彼の匂いに包まれながら舌を絡め取られているうちに、熱に浮かされたように思考が覚束なくなる。こんなところでするのか、という躊躇いが消えたわけではないけれど、今だけはこの温もりに溺れていたかった。

「ん……でも、さすがに床の上じゃあ冷たいかな。ちょっと背中上げて、これ敷いてあげるから」
「う、ん……」

 言われるがまま背中を浮かすと、千歳は着ていたシャツを脱いでそれを下に敷いてくれる。そしてまたすぐにその上に寝かされて、私の着ていたパーカーもTシャツも脱がされてしまった。

「……そういえば千歳、今日はこの服なんだね。消えちゃった時は、和服だったのに」
「え? ……確かに、そうだね。おかしいな、どうしてだろう……」

 ふと浮かんだ疑問を口にすると、千歳も手を止めて考え込む。しかしすぐに、まあいいか、と笑ってから私の首筋をぺろりと舐め上げた。

「ひっ、ん……!」
「服なんかより、僕を見てよ。恋しかったでしょう?」
「じ……自分で言う……?」
「だって、さっきの反応見たら分かるよ。ひかりが、どれほど僕を求めていたか」

 両頬を掴まれて、鼻先がくっついてしまいそうな距離でそう囁かれる。死にそうなくらい千歳が恋しかったのも、千歳を求めて涙が枯れるほど泣いたのも事実だったから、再び口づけを受けながらこくりと頷いた。

「ねえ、ひかり。あれから、誰にも抱かれてない?」
「っ……あ、あたりまえ、でしょ。千歳以外に、誰が私を抱いてくれるの」

 口を尖らせてそう答えると、千歳はにんまりと口角を吊り上げた。それから痛いほど強く私の体を抱きすくめて、心底嬉しそうに囁く。

「ふふっ、そうか。そうだよね。ひかりは、僕のものだもんね」

 ぎゅうっと強く抱きしめられて、私は呻きながらも小さく笑った。
 千歳に操を立てて彼氏を作らなかったわけではないけれど、そもそも千歳以外の誰かを好きになれるだなんて露ほども思えなかったのだ。お母さんやお父さんは三十路を過ぎても結婚どころか彼氏の一人も連れてこない私を心配しているが、今は仕事がしたいと言えばそれ以上何も言ってこなかったし、私は心の奥底で千歳を想ったまま死ぬつもりでいたのだから。

「……もし、私が誰かに抱かれてたら、嫌いになってた?」
「まさか。でも、あんまりそういうことは僕に聞かない方がいいよ」
「な、なんで?」
「ひかりが他の奴に抱かれるなんて、想像しただけで苛々する」

 自分からその話題を持ち出したくせに、千歳はむっとした顔で乱雑に私の履いていたパンツを剥ぎ取った。「待って」という言葉が聞こえていないかのように、千歳はそのまま私の陰部に指を這わせる。

「っあ、ん……!」
「ふふっ、なぁんだ。待って、なんて言う割に、ちゃんと濡れてるね?」
「んっ、んんっ……だっ、てぇ……っ」
「大丈夫だよ、ひかり。これまで我慢した分だけ、とびっきり気持ちよくしてあげるから」

 そう目を細めて笑う千歳を見て、私は息を飲んだ。その瞳は情欲に塗れてもなお美しくて、永遠に見つめていたくなる。でも、それが叶わないことは痛いほど分かっているから、私はこのまま彼に全てを委ねようと力を抜いた。

「ん……? どうしたの、ひかり。急に大人しくなったね」
「ぁ、ん……っ、もう、千歳に任せようと、思って……」
「へえ? それって、僕の好きなように抱いていいってこと?」

 その問いに黙って頷くと、千歳はまた嬉しそうに破顔する。それから舌先で私の首筋を辿ったかと思うと、突然そこに強く噛み付いてきた。

「いっ、痛い痛い痛い! な、なに!? 噛んだの!?」
「うん。だめ?」
「だ、駄目では、ないけどっ……なんで?」
「噛みたかったから」

 それじゃ答えになってない、と言い返そうと思ったのに、それよりも前に千歳がもう一度首に噛みついた。千歳の歯が皮膚に食い込んで、ちりちりとした痛みが肌に伝わる。

「いっ、ぅん……っ、そ、それ、楽しい……?」
「楽しい、っていうか……おいしい」

 噛んだところでおいしいはずがないのに、千歳はそうやって私の体の柔らかい部分を噛んでいった。首筋から二の腕を無遠慮に噛んで乳房まで辿り着くと、そこにも甘く歯を立てる。

「ぅあ、あっ! や、強く噛まないで……っ」
「分かってるよ。ここは、舐められるのが好きだもんね?」
「えっ……ひっ、んんっ!」

 いきなり乳首を舐められて、ぴくんと体が震える。その反応に気を良くしたのか千歳はにやりと笑って、つんと尖った先端を生ぬるい舌で何度も責めた。反対側の乳首は指先で扱かれて、久しぶりに感じる快感に私は甘い吐息を漏らす。

「はぁ、あっ……あぁ、んっ」
「ふふっ……とっても気持ち良さそうだね? ひかり」

 からかうような声音で千歳が尋ねてきても、私は言い返すことなく素直に頷いた。
 あの旅の最中、こうして幾度となく千歳に体を舐めまわされたことを思い出す。あのときは悔しさや恥ずかしさの方が勝っていたけれど、今はただ快感を得ることしかできなかった。

「きもち、い……ちとせぇ、もっと……っ」

 千歳の白銀色の髪をくしゃりと握って、私は声を抑えることもせずねだった。千歳ならきっと、私がまだ知らない快感を与えてくれると期待して。
 でも、どういうわけか千歳はそこでぴたりと動きを止めてしまった。蕩けかけた瞳で彼を見上げると、薄い唇をきつく引き結んで、この上なく険しい顔で私を見つめていた。

「ん、え……? ちとせ?」
「……ああもう、駄目だ。でも、いいか。僕だって十分我慢したし」
「え? な、なにを……」

 千歳は何やらぶつぶつと呟いてから、一人で納得したように頷いた。どうしたの、と彼の頬に手を添えようとした瞬間、その手は彼によって絡め取られ強く床に縫い付けられる。
 そして千歳は私の両脚を抱え上げたかと思うと、濡れた秘穴に猛った自身の先端を擦り合わせる。ぐちゅ、とぬかるんだ音が響いた。

「えっ……!? ま、まって、まさか、もうっ……」
「うん。もう入れる。我慢なんかしてたら、また後悔するからね」

 千歳はそう言ってにっこりと微笑んだけれど、私の方は笑っている場合じゃない。だって、今まさに彼が割り開こうとしている場所は慣らされてもいないのだ。それに、私はすでに彼のその質量を身をもって知っている。そう簡単に受け入れられるものではない、ということも。
 溶けかけていた意識が急に鮮明になって、私は腕を伸ばして彼を止めようとした。しかし、千歳の左手によって一纏めにされた両手はびくともしない。足をばたつかせても、すでに間に入られていて無意味だった。

「こら、暴れないで。ひかりが悪いんだよ? もっと、なんて可愛いこと言うから」
「やっ……! ち、ちとせ、待ってっ、そんな、いきなり入らないっ!」
「うん……ちょっと無理やり入れるけど、許して? 早く、きみを犯したくてたまらない……っ」

 美しい赤色の瞳が、今ばかりは獣のそれと同じように見えた。私の小さな抵抗なんて歯牙にもかけず、千歳はその熱い滾りを一気に私の膣内に埋め込んでいく。

「ひあぁっ! あっ! やぁ、ま、まって、そんな、いきなりだめぇっ」
「はぁっ……うん、ごめんね? 叩くなり引っ掻くなり、いくらでもしていいから」

 ある程度侵入を果たしてから、千歳は押さえつけていた私の手を解放してくれた。しかし、もうここまで入ってきてしまえば、私のできることなど限られている。案の定、私がいくら彼の背中をばしばしと叩いても、腕にぎりぎりと爪を立てようとも、彼は止まることなく私の最奥を目指して腰を打ち付けた。

「あっ、んんぅっ! ひっ、ち、ちとせっ、そんな、おくまでっ……!」
「あー……うん。全部入りそう。ごめんね、ひかり。ちょっと苦しいかもしれないけど、もう入るから……っ」

 入りそう、って。まさかこの男、自分の一物を全て私の中に押し込むつもりじゃないだろうか。
 以前彼と繋がったとき見せられたけれど、千歳自身が半分くらい入っただけで私は精一杯だった。でもあのときの千歳は、怯える私に「我慢するから、大丈夫だよ」と優しく囁いてくれたのだ。それなら、今日だって──。

「ごめんね、ひかり。今日は、ひかりが我慢する番だよ」
「なっ……! ぁ、あっ──……!?」

 ぐぽ、と耳を塞ぎたくなるような淫靡な音とともに、今まで感じたことのない圧迫感が押し寄せる。それと同時に、全身が震えるほどの快感に襲われた。

「ぅあ、やぁ、やめ、だめぇっ……!」
「っ、う……ひかり、よく頑張ったね。全部、入っちゃったよ。ほら、見てみる?」
「ひ、し、しんじゃうっ……! だ、だめだからっ、ぜったい、うごかないでぇっ」
「あはっ、死んじゃいそうなの? 嬉しいなぁ……僕もできることなら、ひかりと繋がったまま消えたい……っ」

 消えたい、なんて千歳が言うから、私は急に不安になって彼の後頭部を引き寄せてキスをねだる。すぐに千歳が深く口づけてくれて、私はたどたどしくも必死に舌を絡めた。
 それからそっと優しく抱きすくめられ、その温かさに安心したのも束の間、少しだけ私の力が抜けたのをいいことに千歳がさらに自身を深く埋め込んでくる。

「あっ、ああああっ! …….ぃあっ、あっ、なか、おなかっ、くるしぃ……っ」
「ふふっ、可愛い……っ、あ、ここ、今当たってるの、子宮かな」
「や、あううぅっ!? やぁ、だめ、だめぇっ、そんな、ついちゃ……っ」

 がつん、がつんと腰を打ち付けられ、私はその度に叫びにも近い嬌声をあげる。太い部分が感じるところを擦り上げ、そして膨らんだ先端が最奥を捏ね回す。強すぎる快感に、自然と涙が溢れてきた。

「ぁ、は……っ、なぁに? ひかりは、気持ちよすぎても泣いちゃうんだ」
「ひぃっ、あ、ぅああっ! だっ、てぇ……っ、やぁ、きもちぃ、けどっ、へんになるっ」
「ふふっ、変になっていいんだよ。ほら、こっちは?」
「え……きゃぅっ! あ、ふあああっ!」

 千歳のもので突かれているだけでもいっぱいいっぱいなのに、彼はそんな私に追い打ちをかけるように繋がっている場所の上にある突起を押し潰した。親指の腹でくりくりと転がされ、その刺激に私は抵抗する間も無く達してしまう。

「っ、く……ふふ、食い千切られそう」
「ひ、ぁ……っ、も、やぁ、ちとせぇ、きもちいの、すごく……っ」
「……ああ、もう。またそういうこと言うんだから。ただでさえ可愛くてたまらないのに、もっと汚したくなる……っ」
「かわい、い……? あっ! ぃあっ、ゃあああっ!」

 ずるずると剛直を引き抜いたかと思うと、千歳はそれをまた一気に最奥まで押し込んだ。その激しい動きを何度も繰り返され、私はもう言葉らしい言葉を紡ぐことさえできなくなる。
 そして、一際感じてしまう箇所を擦り上げられて再び達すると、千歳は荒く息を吐きながら赤くなった私の耳元で囁いた。

「ねえ……っ、孕んでよ。このまま、ひかりの子宮に、流し込むから。僕の精液、一滴も漏らさないで、ここで受け止めて」

 私のお腹を撫でながら、千歳が請うように囁いた。その瞳は恐ろしくなるほど紅く輝いて、ただ私だけを映している。

「はぁっ、ん……っ、あ、赤ちゃん、できるの……?」

 息を切らしながら、私は少しの恐怖と期待を込めて千歳に尋ねた。でも、千歳はそんな私を悲しげな表情で見据えて、ただ黙って首を横に振る。
 薄々気付いていたことではあったけれど、私もまた彼と同じように悲しみから眉を寄せた。

「……こんなの、子供のごっこ遊びと同じだって、分かってるよ。それでも、僕は……っ」

 切なくなるほど必死な様子でそう言い募って、千歳が私の一番奥をぐりぐりと抉った。子宮の入り口をこじ開けるようなその動きに、私は背を反らして喘ぐ。

「ひっ、ぅあああっ! あ、あっ! ち、とせぇっ、や、んんぅっ!」
「孕んでよ、ひかり……っ、僕の子をっ、きみに植え付けて、何があっても離れられないようにしたいっ……!」
「ちとせ、ゃ、あっ、とま、ってぇ……っ」
「お願いだから、孕んでよ……っ、孕んで、孕め、孕めっ、孕め孕め孕め……っ!」

 狂ったように叫びながら腰を打ち付けて、千歳が私の中に精を吐き出した。同時に私も絶頂に達して、目をつぶりながらその余韻に浸る。
 しばらくの間そうしていると、ふいに千歳が私の閉じた瞼をそっと撫でた。そして、独り言を零すようにぽつりと呟く。

「……どうして、人間きみが、こんなにも愛おしい……」

 ゆっくりと瞼を開けると、頬にぽたりと水滴が落ちた。雨か、と惚けた頭で考えたけれど、すぐにそれが千歳の涙だということに思い至る。

 この十年、私は千歳のいない世界を生きてきた。どんなに彼の名を呼んでも届かなくて、どれほど寂しくても思い出に縋ることしかできなかった。それは本当に、死にたくなるほどつらく長い時間だった。

 でも、千歳はこれよりも長い時間を独りで生きてきたのだ。気が遠くなるほど長く続くその時間は、きっと永遠にも思えたことだろう。

 そして幼い私と出会ってからも、千歳には私しかいなかった。
 愚痴をこぼす相手も、冗談を言って笑い合う相手も、共にあたたかいごはんを食べる相手も、千歳にとっては私しかいなかったのだ。

「ねえ、ひかり……もう一度、抱かせて。この一夜が開けるまでは、僕のものでいて」

 硬度を失ったはずの千歳自身が、再び私の膣壁をぐちゅりと撫でる。そしてわずかに震える私の肩口に、千歳はもう一度歯を立てた。いっそ食べてしまいたい、という千歳の願望がその行為に込められているように思えて、私は抵抗もせずにそれを受け入れる。

「は、ぁ……っ、たべて、いいよ」
「……嘘つき。どうせまた、死にたくないって言って泣くんでしょう?」
「うん……泣くかもしれないけど、いいよ。私のぜんぶ、千歳にあげたから。もうとっくに、私は千歳のものなんだよ」

 狂おしいほど私が欲しいのなら、いっそあのとき殺してしまえばよかったのに。そして神世に連れ帰っていたら、永遠に温い夢の中で微睡んでいられたのに。
 でも、千歳はそうしなかった。それはすべて、私の「生きたい」という願いを叶えるためだ。

「……千歳と違って、私には家族もいるし、友達もいるし、今はお店のお客さんだっている。でも、こうして汚されてもいいって思えるほど愛してるのは、千歳だけだから」
「……うん」
「それとも、それだけじゃ足りない? 千歳が欲しいっていうなら、私、なんでもあげるよ。この命でも」

 千歳の手を取って、裸の胸に触れさせる。きっと千歳にも、私の鼓動は届いているはずだ。どくんどくんと、命の動く音が。
 それさえも千歳のものなのだと伝えたくて、私は千歳の手を握ったまま彼の返事を待った。でも、千歳は眉を下げて口元だけで笑うと、その手をすっと離してしまう。そして、私の濡れた唇を指先でなぞった。

「……ばかだなぁ、ひかりは。心臓それが動いているから、僕はきみが欲しいのに。動かなければ口もきかない、あたたかくないひかりなんて、僕は求めてないんだよ」

 嘘つき、と今度は私が千歳に言った。でもその言葉は彼からの口づけによって飲み込まれ、彼が再び律動を始めたことで嬌声に変わっていく。

「ぅんっ、やぁっ……! あ、くふっ」
「言ったでしょう? 『生きて』って。……まあ、動かないひかりでも、貰えるものなら貰いたいけど」
「あっ、ぁ、やっぱり……っ」
「でも僕は、こうやって必死に、みっともなくても生きてるひかりがいい。……だから、もう一度言うよ」

 ──生きて。

 その一言を聞いただけで、私はまたこの汚くも美しい世界から逃れられなくなった。
 いつか自然に、どこかの誰かが決めた運命に従って命が尽きるまで、生きなくてはいけない。それは他でもない、千歳のためだ。

 こくりと頷くと、千歳はやっと嬉しそうな心からの笑顔を見せてくれる。
 そして夜が開けるまで、私と千歳は溶け合うくらいに熱く、互いを求め続けていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』

鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、 仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。 厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議―― 最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。 だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、 結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。 そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、 次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。 同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。 数々の試練が二人を襲うが―― 蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、 結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。 そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、 秘書と社長の関係を静かに越えていく。 「これからの人生も、そばで支えてほしい。」 それは、彼が初めて見せた弱さであり、 結衣だけに向けた真剣な想いだった。 秘書として。 一人の女性として。 結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。 仕事も恋も全力で駆け抜ける、 “冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...