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捕獲
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裏路地を抜けヨミはテラを連れて洋館に戻った。カフェに入ったテラが懐かしそうに室内を見回す。
「応接室をカフェに改装したのかい?」
「宝石の情報を集めるために、ね。でも、今はいつ来るか分からない情報を待つ時間はないわ。今、宝石は何個持ってる?」
「三個だよ」
テラが窓際にあるテーブルを撫でる。すると、宝石が付いたアクセサリーが三個、現れた。
「恐怖の石。嫌悪の石。驚きの石」
装飾が緑色の宝石のみのシンプルな指輪。細いプラチナの鎖に丸い紫色の宝石が付いたブレスレット。分厚く太い金輪に大きな水色の宝石が埋め込まれたアンクレット。
「私も三個。喜びの宝石。信頼の宝石。悲しみの宝石」
ヨミは説明しながら、黄色の宝石が付いたイヤリング、黄緑色の宝石が散りばめられた櫛形の髪飾り、銀の鎖に涙型の青色の宝石がぶら下がったネックレス、をテーブルに並べた。
合計、六個。自分が一番だと言わんばかりに輝いている。
「残りは二個。期待の石と、怒りの石か」
「一つは王都にあるの思うの。ただ、ずっと探しているけど見つけられなくて」
「……ふぅん」
テラの意味深な頷きにヨミが顔を上げる。
「なに?」
「いや。じゃあ、引き続き王都のどこかにある石を探してくれないか?」
「テラは?」
「私はもう一つの石を探そう」
「私がそっちを探すのはダメなの?」
テラがヨミの全身を見る。
「王都のように人が多い場所は、私より今のヨミのほうが自由に動いて探せそうだからさ」
「猫ですから、ね」
拗ねたように顔を背けるヨミにテラが笑う。
「その外見を最大限に利用するだけだ。それに、契約を解消したと言っても、完全ではないだろ? 小さな使い魔くんとは、遠くまで離れられない。この洋館は特別として、あとは王都周辺ぐらいまで。そうじゃないか?」
図星のヨミは無言になるしかなかった。テラが素知らぬ顔で話題を変える。
「それにしても、よく私を洋館に入れた、ね。前は結界を張って入れてくれなかったのに」
ヨミはジロリとテラを睨んだ。
「前は誰かさんが無理やり結界を突破したから、ね。そのせいで、結界が壊れて洋館を守護していた宝石が世界に飛び散ったし」
「だって、ヨミが大人しく殺されてくれないから」
「連続で痛い殺され方をしたら、嫌にもなるわ」
テラが納得したようにポンっと手を叩く。
「あぁ。それで、あの頃は洋館に引きこもっていたのか」
「そういうこと。結局、魔力を封じられて焼かれたけど。もう、熱いのと痛いのは嫌よ」
「魔力を封じれば甦ることができない、と思ったんたけど、失敗だった」
「やっぱり、あの処刑も裏で糸を引いていたのね」
「まあ、ね。でも、次は大丈夫」
ヨミは盛大にため息を吐いた。
「それ、いつも言ってる」
「そうかな?」
「ま、いいわ。今度はどうやって私を殺すつもり?」
「殺す……とは少し違う、かな」
「え?」
テラがテーブルに視線を落とす。己が一番だと言わんばかりに主張し合う宝石たち。
「なぜ気づかなかったのか、自分でも不思議だった。ここにあるのは過去を変えられる石」
「そう、ね」
「なら、過去を変えればいい。私がヨミに甦りの魔法をかけてしまった、あの過去を」
懐かしい香りが鼻をかすめた。
この洋館で仲良く二人で遊んでいた、あの頃。そこから、すべてを戻せるなら。
ヨミは振り払うように頭を振った。そんな過去にまで戻すなら、相当な力が必要になる。本当に実現できるか怪しい。
しかし、今は時間がない。とにかく、やるしかない。
ヨミはテーブルから飛び降りた。
「じゃあ、宝石を探してくるわ」
「石は? 置いていくのかい?」
「あなたに預けるわ」
「おやおや。いいのかい?」
歩きかけていたヨミは振り返って当然のように言った。
「あなたが私を殺す以外に、その宝石を使うとは考えられないもの。それに最終的にはあなたが使うんだから、あなたが持っていたほうがいいでしょ?」
「わかった。それにしても小さな使い魔くんは、今回もヨミを殺す存在にならなかった、ね」
黄金の瞳が一瞬揺れる。そのままヨミは目を伏せた。
「もう、希望も絶望もしたくないの。とても、疲れるから」
「それで心が壊れかけたから、ね。応急処置として心の一部を凍らせたけど、あの後のヨミはしばらく人形のように感情がなかった。でも、ここ数十年でちょっと変わってきたかな。いや、正確には小さな使い魔くんと出会ってから……か」
ヨミはキッとテラを睨んだ。
「私は変わってない」
「そうかな? ひょっとしたら、小さな使い魔くんが溶かす存在になるかも、と思ったけど」
「私は誰にも期待しない」
断言するとヨミはカフェから出ていった。
「相変わらずだ、ね。さて、残りの石に感情を集めて力を増やそうか」
ニヤリと笑ったテラをヨミは見逃していた。
※※
時間は昼過ぎ。太陽は王都を明るく照らす。
しかし、王都の遥か先には黒い影の塊。日に日に大きくなっているが、普通の人々は気づかない。だが、あと五日もすれば、誰の目にも見えるようになるだろう。
ヨミは影がある方に背を向けて歩きだした。大通りは様々な人で賑わっている。
「やっぱり王都は人が多い……にゃっ!?」
危うく尻尾を踏まれかけ、ヨミは慌てて塀に飛び乗った。
「散歩も自由にできないなんて。でも、これだけ人がいたら感情が集める場所もあるわよ、ね。怒りか期待。どちらかの感情が集まっている場所」
そこに時を知らせる鐘が鳴った。
「教会が近くにあるの、ね。教会……信仰……期待の感情が集まるかも」
王都で一番大きな教会を目指そうとしたヨミに叫び声が投げつけられた。
「いたぞ! 黒猫だ!」
「バカ! そんな大声を出すな! 逃げられるだろ!」
振り返れば網を持った二人組の兵士が走っている。
「無傷で捕まえないと、俺たちの首が飛ぶんだぞ!」
「けど、王都にどれだけの黒猫がいるか……って、逃げた!」
捕まえようとしているのだから、逃げるに決まっている。
ヨミは兵士の手が届かない屋根の上へと移動した。
「どういうこと? 兵が黒猫を捕まえているってこと? なんのために?」
兵士に命令できる立場の人間……
即座にロイの顔が浮かんだヨミは頭を横に振った。
「私には関係ない。捕まらないように宝石を探せばいいだけ」
そう思っていたのに……
ヨミは布袋に入れられ、その他大勢の黒猫とともに馬車で運ばれていた。
猫同士が喧嘩をして傷つかないように、一匹ずつ布袋に入れられ、仕切りされた木箱に収められた。捕まった時も傷つかないように網で丁寧に捕獲された。
「黒猫をこんなに集めて……何が目的なのかしら」
外の様子がまったく見えない。ガタガタと不規則に揺れ、どこかへ移動している。
どうなるか分からない不安……より、先にヨミを襲ってきたモノがあった。
「なんか、気持ち悪っ」
馬車での移動に慣れていないヨミは乗り物酔いをしていた。ガタガタ揺れるたびに胃がかき回される。逆流しそうになる内容物。
「もう、なんでこんな目に。とにかく出ないと我慢が……ウップっ」
ヨミは鋭い爪で布を引っ掻いた。しかし、頑丈過ぎて穴さえ開かない。
「ちょっ、まっ、もう、こうなったら最終手段」
ここまで丁重に扱っているなら、傷つけることが目的ではないはず。
ヨミはここで吐くより、自身の尊厳を守るため眠りについた。
『開門!』
門番の大声が響くが、眠りについたヨミは気づかない。
馬車が堀に架けられた橋を渡り、王城へと入った。少しして馬車が止まり、猫たちが降ろされていく。しかし、ヨミは寝たまま起きない。
まったく動きがない袋に兵士が眉をひそめる。袋の紐を解き中を確認すると、まったく動かない黒猫が一匹。
「おい、こいつ死んでないか?」
「やめてくれよ。一匹でも死なすと首が飛ぶって言われているんだぞ」
困ったように唸った兵士はこっそりと提案した。
「見なかったこと……いや、いなかったことにするか?」
「どういうことだ?」
「袋ごと埋めれば分からないだろ」
数秒の沈黙。
「そうだな」
「じゃあ、こいつは除けておこう」
ヨミは袋に入ったまま木箱のスミに放り投げられた。
「応接室をカフェに改装したのかい?」
「宝石の情報を集めるために、ね。でも、今はいつ来るか分からない情報を待つ時間はないわ。今、宝石は何個持ってる?」
「三個だよ」
テラが窓際にあるテーブルを撫でる。すると、宝石が付いたアクセサリーが三個、現れた。
「恐怖の石。嫌悪の石。驚きの石」
装飾が緑色の宝石のみのシンプルな指輪。細いプラチナの鎖に丸い紫色の宝石が付いたブレスレット。分厚く太い金輪に大きな水色の宝石が埋め込まれたアンクレット。
「私も三個。喜びの宝石。信頼の宝石。悲しみの宝石」
ヨミは説明しながら、黄色の宝石が付いたイヤリング、黄緑色の宝石が散りばめられた櫛形の髪飾り、銀の鎖に涙型の青色の宝石がぶら下がったネックレス、をテーブルに並べた。
合計、六個。自分が一番だと言わんばかりに輝いている。
「残りは二個。期待の石と、怒りの石か」
「一つは王都にあるの思うの。ただ、ずっと探しているけど見つけられなくて」
「……ふぅん」
テラの意味深な頷きにヨミが顔を上げる。
「なに?」
「いや。じゃあ、引き続き王都のどこかにある石を探してくれないか?」
「テラは?」
「私はもう一つの石を探そう」
「私がそっちを探すのはダメなの?」
テラがヨミの全身を見る。
「王都のように人が多い場所は、私より今のヨミのほうが自由に動いて探せそうだからさ」
「猫ですから、ね」
拗ねたように顔を背けるヨミにテラが笑う。
「その外見を最大限に利用するだけだ。それに、契約を解消したと言っても、完全ではないだろ? 小さな使い魔くんとは、遠くまで離れられない。この洋館は特別として、あとは王都周辺ぐらいまで。そうじゃないか?」
図星のヨミは無言になるしかなかった。テラが素知らぬ顔で話題を変える。
「それにしても、よく私を洋館に入れた、ね。前は結界を張って入れてくれなかったのに」
ヨミはジロリとテラを睨んだ。
「前は誰かさんが無理やり結界を突破したから、ね。そのせいで、結界が壊れて洋館を守護していた宝石が世界に飛び散ったし」
「だって、ヨミが大人しく殺されてくれないから」
「連続で痛い殺され方をしたら、嫌にもなるわ」
テラが納得したようにポンっと手を叩く。
「あぁ。それで、あの頃は洋館に引きこもっていたのか」
「そういうこと。結局、魔力を封じられて焼かれたけど。もう、熱いのと痛いのは嫌よ」
「魔力を封じれば甦ることができない、と思ったんたけど、失敗だった」
「やっぱり、あの処刑も裏で糸を引いていたのね」
「まあ、ね。でも、次は大丈夫」
ヨミは盛大にため息を吐いた。
「それ、いつも言ってる」
「そうかな?」
「ま、いいわ。今度はどうやって私を殺すつもり?」
「殺す……とは少し違う、かな」
「え?」
テラがテーブルに視線を落とす。己が一番だと言わんばかりに主張し合う宝石たち。
「なぜ気づかなかったのか、自分でも不思議だった。ここにあるのは過去を変えられる石」
「そう、ね」
「なら、過去を変えればいい。私がヨミに甦りの魔法をかけてしまった、あの過去を」
懐かしい香りが鼻をかすめた。
この洋館で仲良く二人で遊んでいた、あの頃。そこから、すべてを戻せるなら。
ヨミは振り払うように頭を振った。そんな過去にまで戻すなら、相当な力が必要になる。本当に実現できるか怪しい。
しかし、今は時間がない。とにかく、やるしかない。
ヨミはテーブルから飛び降りた。
「じゃあ、宝石を探してくるわ」
「石は? 置いていくのかい?」
「あなたに預けるわ」
「おやおや。いいのかい?」
歩きかけていたヨミは振り返って当然のように言った。
「あなたが私を殺す以外に、その宝石を使うとは考えられないもの。それに最終的にはあなたが使うんだから、あなたが持っていたほうがいいでしょ?」
「わかった。それにしても小さな使い魔くんは、今回もヨミを殺す存在にならなかった、ね」
黄金の瞳が一瞬揺れる。そのままヨミは目を伏せた。
「もう、希望も絶望もしたくないの。とても、疲れるから」
「それで心が壊れかけたから、ね。応急処置として心の一部を凍らせたけど、あの後のヨミはしばらく人形のように感情がなかった。でも、ここ数十年でちょっと変わってきたかな。いや、正確には小さな使い魔くんと出会ってから……か」
ヨミはキッとテラを睨んだ。
「私は変わってない」
「そうかな? ひょっとしたら、小さな使い魔くんが溶かす存在になるかも、と思ったけど」
「私は誰にも期待しない」
断言するとヨミはカフェから出ていった。
「相変わらずだ、ね。さて、残りの石に感情を集めて力を増やそうか」
ニヤリと笑ったテラをヨミは見逃していた。
※※
時間は昼過ぎ。太陽は王都を明るく照らす。
しかし、王都の遥か先には黒い影の塊。日に日に大きくなっているが、普通の人々は気づかない。だが、あと五日もすれば、誰の目にも見えるようになるだろう。
ヨミは影がある方に背を向けて歩きだした。大通りは様々な人で賑わっている。
「やっぱり王都は人が多い……にゃっ!?」
危うく尻尾を踏まれかけ、ヨミは慌てて塀に飛び乗った。
「散歩も自由にできないなんて。でも、これだけ人がいたら感情が集める場所もあるわよ、ね。怒りか期待。どちらかの感情が集まっている場所」
そこに時を知らせる鐘が鳴った。
「教会が近くにあるの、ね。教会……信仰……期待の感情が集まるかも」
王都で一番大きな教会を目指そうとしたヨミに叫び声が投げつけられた。
「いたぞ! 黒猫だ!」
「バカ! そんな大声を出すな! 逃げられるだろ!」
振り返れば網を持った二人組の兵士が走っている。
「無傷で捕まえないと、俺たちの首が飛ぶんだぞ!」
「けど、王都にどれだけの黒猫がいるか……って、逃げた!」
捕まえようとしているのだから、逃げるに決まっている。
ヨミは兵士の手が届かない屋根の上へと移動した。
「どういうこと? 兵が黒猫を捕まえているってこと? なんのために?」
兵士に命令できる立場の人間……
即座にロイの顔が浮かんだヨミは頭を横に振った。
「私には関係ない。捕まらないように宝石を探せばいいだけ」
そう思っていたのに……
ヨミは布袋に入れられ、その他大勢の黒猫とともに馬車で運ばれていた。
猫同士が喧嘩をして傷つかないように、一匹ずつ布袋に入れられ、仕切りされた木箱に収められた。捕まった時も傷つかないように網で丁寧に捕獲された。
「黒猫をこんなに集めて……何が目的なのかしら」
外の様子がまったく見えない。ガタガタと不規則に揺れ、どこかへ移動している。
どうなるか分からない不安……より、先にヨミを襲ってきたモノがあった。
「なんか、気持ち悪っ」
馬車での移動に慣れていないヨミは乗り物酔いをしていた。ガタガタ揺れるたびに胃がかき回される。逆流しそうになる内容物。
「もう、なんでこんな目に。とにかく出ないと我慢が……ウップっ」
ヨミは鋭い爪で布を引っ掻いた。しかし、頑丈過ぎて穴さえ開かない。
「ちょっ、まっ、もう、こうなったら最終手段」
ここまで丁重に扱っているなら、傷つけることが目的ではないはず。
ヨミはここで吐くより、自身の尊厳を守るため眠りについた。
『開門!』
門番の大声が響くが、眠りについたヨミは気づかない。
馬車が堀に架けられた橋を渡り、王城へと入った。少しして馬車が止まり、猫たちが降ろされていく。しかし、ヨミは寝たまま起きない。
まったく動きがない袋に兵士が眉をひそめる。袋の紐を解き中を確認すると、まったく動かない黒猫が一匹。
「おい、こいつ死んでないか?」
「やめてくれよ。一匹でも死なすと首が飛ぶって言われているんだぞ」
困ったように唸った兵士はこっそりと提案した。
「見なかったこと……いや、いなかったことにするか?」
「どういうことだ?」
「袋ごと埋めれば分からないだろ」
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