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~現代女子高生が異国で生活編~
~ご令嬢たちのお茶会~
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お茶会の予定を立てた日から二週間後。
この二週間の間美桜は準備のために屋敷を駆け回り使用人や庭師、料理長達と幾度も打ち合わせをしてきた。お茶会を良いものにしようと努力するその懸命な姿を見て以前のカノンを知っているオリヴァーや屋敷の皆は以前のカノンからは考えられない行動ばかりと驚くものの以前のカノンも本当は影でこんな風に多くの努力をしていたのではないか、そういえば負けず嫌いな性格だったなと思い出し表に出さないように必死だったのではないかと考え始める。
お茶会当日。
料理人たちのお菓子作りの腕前も美桜の指導のもとめきめきと上がっていき今ではお店の味だと思えるくらいの仕上がりだ。作れる種類も10種類近くある。
庭の広いガゼボに準備を進める使用人達。お茶会の予定を立てたはいいものカノンの自伝を読んだ美桜は貴族のご令嬢たちが集まってくれるか不安でいっぱいだ。
その不安をリリーに伝えると、「大丈夫ですよ。招待状と料理人たちが作ったお菓子の試作品を一緒にお送りしました。このお菓子をもっと召し上がりたいのであれば、ぜひご参加をと書いてあります。」そう自信気に言うリリー。
「(それは…脅迫状というのでは…)」美桜はリリーの発言に苦笑いで流した。
とその時、執事のカクタスが招待した令嬢達が到着したことを伝えにきたのでガゼボまで案内するように伝えた。
「ごきげんよう。カノン様。この度はお茶会のご招待ありがとうございます。」
「「「ありがとうございます。」」」
招待した令嬢は7人だそうで、全員が来てくれた。どこも名のある家の令嬢ばかりで一人の令嬢が代表であいさつし、皆が後に続く。
「ごきげんよう。皆さん。お久しぶり…というべきでしょうか。以前は令嬢らしく顔も出さずにいて…。ですが最近はまた顔を出していくよう励みますので皆さん、またよろしくお願いしますね。」美桜はそうお辞儀して伝える。
その姿勢に変わり者の令嬢と言われていたがやはり侯爵家のカノンはすごいと皆が内心思うのだった。
「立ち話もなんですし、皆さんどうぞこちらへ」と席に案内しお菓子とお茶の用意を使用人達にお願いする美桜。
見たこともないお菓子たちを目の前に皆は目を輝かせる。
「これがお菓子と言いますの?見た目が可愛らしいものや煌びやかなものまで…素晴らしいですわ。あら?これは……。」
ちなみに今日のお菓子はカップケーキにショートケーキ、マカロンにスコーンだ。
カップケーキは以前鍛治職人のロドニーに型を作ってもらうよう頼んであった美桜。飾りつけも果物を使い可愛いらしく仕上がっている。
色とりどりのお菓子を一つずつ食べていく令嬢たち。
「こ、こんなお料理!!!以前、招待状と一緒に届いたお菓子もおいしかったのですが…これは…。こんなに幸せな気持ちになれるなんて…。美味しいですわ…。手が止まりませんわね。」皆が同じ気持ちだったようで無言ながらも幸せそうにほお張り笑みを浮かべながら食べる。だが、スコーンだけは最後まで残った。
皆はスコーンの味を知っているが故に食べるのに躊躇する。
美桜はおいしくスコーンを食べるためのお手本を見せた。
スコーンを手で食べやすい大きさに割り、フルーツと砂糖を煮詰めたジャムをスプーンでぬり付けて食べる。
それを見ていた他の令嬢たちも同じことをすると皆が驚いた。
「こんなスコーンは生まれて初めてですわ!さっくりとしていて…でも中はしっとりとして…今までの固くて味のないスコーンとは大違いです。この付け合わせのジャムという物も甘くておいしく、スコーンの味を引き立てていますわ。このジャムを付けずにお紅茶と合わせてもスコーンが程よい甘さのためこれはこれでおいしくいただけます。これがお菓子ですの…。」
いろんなお菓子や今までとは明らかに違うスコーンを前に作り方をぜひ!と美桜に迫るが美桜はアザレアの一件が落ち着くまではと思い今は話せないことを伝える。だが、今後絶対にお菓子の作り方を教える事と協力してほしいことを伝える。こうして時間が来るまで書庫に行き来していたことでこのお菓子の事を思いついたことや今の流行の事など情報交換等をしてカノンの自伝と食い違いが無いように談笑した。この日のお茶会は不安だった美桜にとってとても有意義なものになった。
この二週間の間美桜は準備のために屋敷を駆け回り使用人や庭師、料理長達と幾度も打ち合わせをしてきた。お茶会を良いものにしようと努力するその懸命な姿を見て以前のカノンを知っているオリヴァーや屋敷の皆は以前のカノンからは考えられない行動ばかりと驚くものの以前のカノンも本当は影でこんな風に多くの努力をしていたのではないか、そういえば負けず嫌いな性格だったなと思い出し表に出さないように必死だったのではないかと考え始める。
お茶会当日。
料理人たちのお菓子作りの腕前も美桜の指導のもとめきめきと上がっていき今ではお店の味だと思えるくらいの仕上がりだ。作れる種類も10種類近くある。
庭の広いガゼボに準備を進める使用人達。お茶会の予定を立てたはいいものカノンの自伝を読んだ美桜は貴族のご令嬢たちが集まってくれるか不安でいっぱいだ。
その不安をリリーに伝えると、「大丈夫ですよ。招待状と料理人たちが作ったお菓子の試作品を一緒にお送りしました。このお菓子をもっと召し上がりたいのであれば、ぜひご参加をと書いてあります。」そう自信気に言うリリー。
「(それは…脅迫状というのでは…)」美桜はリリーの発言に苦笑いで流した。
とその時、執事のカクタスが招待した令嬢達が到着したことを伝えにきたのでガゼボまで案内するように伝えた。
「ごきげんよう。カノン様。この度はお茶会のご招待ありがとうございます。」
「「「ありがとうございます。」」」
招待した令嬢は7人だそうで、全員が来てくれた。どこも名のある家の令嬢ばかりで一人の令嬢が代表であいさつし、皆が後に続く。
「ごきげんよう。皆さん。お久しぶり…というべきでしょうか。以前は令嬢らしく顔も出さずにいて…。ですが最近はまた顔を出していくよう励みますので皆さん、またよろしくお願いしますね。」美桜はそうお辞儀して伝える。
その姿勢に変わり者の令嬢と言われていたがやはり侯爵家のカノンはすごいと皆が内心思うのだった。
「立ち話もなんですし、皆さんどうぞこちらへ」と席に案内しお菓子とお茶の用意を使用人達にお願いする美桜。
見たこともないお菓子たちを目の前に皆は目を輝かせる。
「これがお菓子と言いますの?見た目が可愛らしいものや煌びやかなものまで…素晴らしいですわ。あら?これは……。」
ちなみに今日のお菓子はカップケーキにショートケーキ、マカロンにスコーンだ。
カップケーキは以前鍛治職人のロドニーに型を作ってもらうよう頼んであった美桜。飾りつけも果物を使い可愛いらしく仕上がっている。
色とりどりのお菓子を一つずつ食べていく令嬢たち。
「こ、こんなお料理!!!以前、招待状と一緒に届いたお菓子もおいしかったのですが…これは…。こんなに幸せな気持ちになれるなんて…。美味しいですわ…。手が止まりませんわね。」皆が同じ気持ちだったようで無言ながらも幸せそうにほお張り笑みを浮かべながら食べる。だが、スコーンだけは最後まで残った。
皆はスコーンの味を知っているが故に食べるのに躊躇する。
美桜はおいしくスコーンを食べるためのお手本を見せた。
スコーンを手で食べやすい大きさに割り、フルーツと砂糖を煮詰めたジャムをスプーンでぬり付けて食べる。
それを見ていた他の令嬢たちも同じことをすると皆が驚いた。
「こんなスコーンは生まれて初めてですわ!さっくりとしていて…でも中はしっとりとして…今までの固くて味のないスコーンとは大違いです。この付け合わせのジャムという物も甘くておいしく、スコーンの味を引き立てていますわ。このジャムを付けずにお紅茶と合わせてもスコーンが程よい甘さのためこれはこれでおいしくいただけます。これがお菓子ですの…。」
いろんなお菓子や今までとは明らかに違うスコーンを前に作り方をぜひ!と美桜に迫るが美桜はアザレアの一件が落ち着くまではと思い今は話せないことを伝える。だが、今後絶対にお菓子の作り方を教える事と協力してほしいことを伝える。こうして時間が来るまで書庫に行き来していたことでこのお菓子の事を思いついたことや今の流行の事など情報交換等をしてカノンの自伝と食い違いが無いように談笑した。この日のお茶会は不安だった美桜にとってとても有意義なものになった。
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