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シロッコと地球
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「え~シロッコちゃん!! だ、誰かを迎えに地球に行くの~!!」
わたしは、思わず大声を上げてしまった。
だって、もふもふパラダイスの住人(住猫かな?)であるシロッコが地球に遊びに行くことでさえびっくりだというのに……人を迎えに行くなんてもっとびっくりだ。
まあ、わたしをこの世界に連れて来たのはシロッコではあるのだけど。やっぱりシロッコはとんでもない力を持っている猫なんだなと改めて思った。ただのトマト好きな白猫さんじゃないんだ。
シロッコはにゃははと笑顔でサラダのトマトを食べているけれど。
「うん、わたし地球から呼ばれたからにゃん」
シロッコは手紙をぺらぺら見せながら答えた。
「ち、地球から呼ばれるなんて凄いね! シロッコちゃんはスーパー猫ちゃんなんだね」
わたしは、シロッコが手にしている手紙をじっと眺めなそしてシロッコの可愛らしい顔を見て言った。
「にゃはは、スーパー猫ちゃんだなんて照れるにゃん!」
シロッコは手紙をテーブルに置き肉球のある可愛らしい手で頭をぽりぽりと掻いた。わたしは、テーブルに置かれたその手紙に視線を落とした。『シロッコ様ヘ』と手紙には書かれている。地球に住んでいる誰かがシロッコに手紙を送ったということなのだろうか?
もふもふパラダイスのシロッコのことをどこで知ることが出来たのかなと不思議に思いながらわたしは、手紙とシロッコの顔を交互に眺めた。
唯奈ちゃんもわたしと同じ気持ちだと思う。わたしと同様に手紙とシロッコを交互に見ていた。
わたしは、思わず大声を上げてしまった。
だって、もふもふパラダイスの住人(住猫かな?)であるシロッコが地球に遊びに行くことでさえびっくりだというのに……人を迎えに行くなんてもっとびっくりだ。
まあ、わたしをこの世界に連れて来たのはシロッコではあるのだけど。やっぱりシロッコはとんでもない力を持っている猫なんだなと改めて思った。ただのトマト好きな白猫さんじゃないんだ。
シロッコはにゃははと笑顔でサラダのトマトを食べているけれど。
「うん、わたし地球から呼ばれたからにゃん」
シロッコは手紙をぺらぺら見せながら答えた。
「ち、地球から呼ばれるなんて凄いね! シロッコちゃんはスーパー猫ちゃんなんだね」
わたしは、シロッコが手にしている手紙をじっと眺めなそしてシロッコの可愛らしい顔を見て言った。
「にゃはは、スーパー猫ちゃんだなんて照れるにゃん!」
シロッコは手紙をテーブルに置き肉球のある可愛らしい手で頭をぽりぽりと掻いた。わたしは、テーブルに置かれたその手紙に視線を落とした。『シロッコ様ヘ』と手紙には書かれている。地球に住んでいる誰かがシロッコに手紙を送ったということなのだろうか?
もふもふパラダイスのシロッコのことをどこで知ることが出来たのかなと不思議に思いながらわたしは、手紙とシロッコの顔を交互に眺めた。
唯奈ちゃんもわたしと同じ気持ちだと思う。わたしと同様に手紙とシロッコを交互に見ていた。
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