167 / 407
楽しい時間
しおりを挟むそれからも楽しい夕食の時間が続いた。彩実ちゃんとミケッコちゃんがこのもふもふカフェアパートに加わりより賑やかで楽しくなった。
みんなの笑顔を見ているだけで幸せな気持ちになれる。
ミケにゃんは相変わらず食べ方がばっちくてその度に笑われそして照れている。もうミケにゃんはこのまま変わらずでもいいかなと思えてきた。
今日のシロッコのトマト料理はいつも以上に気合いが入っているのかより美味しかった。
「地球からもふもふパラダイスにやって来て疲れたでしょ。今日はゆっくり休んでにゃん」
シロッコは優しい笑みを浮かべた。
「はい、ありがとうシロッコちゃん」、「ありがとうですにゃん」彩実ちゃんとミケッコちゃんはお礼を言って部屋に戻った。
彩実ちゃんも落ち着いたら学校に行ったりするのかな? そしたらきっと楽しいだろうなと思う。
ミケにゃんにも同じ猫さんの友達もできた。わたしも彩実ちゃんと仲良くできたら嬉しいなと思う。
楽しいことを想像していると元気なわたしになれる。
「満里奈ちゃんなんだか嬉しそうだね」
その声に振り返ると唯奈ちゃんがにこやかに微笑みを浮かべていた。
「うん、新しい仲間が増えて嬉しいんだよ」
そう素直な気持ちを言ってうふふと笑った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
142
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる