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幸せな朝
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「お花さんも喜んでくれたにゃん!」
ミケッコちゃんはジョウロを片手に持ちにゃんにゃんとカフェの扉を開く。
「うふふ、良かったね」と彩実ちゃんも笑顔だ。
「おはようにゃん」
真っ赤なワンピース姿のシロッコがキッチンからやって来た。
「シロッコちゃん、お花さんが喜んでくれたにゃ~ん!」
ミケッコちゃんはシロッコに駆け寄り満面の笑みを浮かべた。
「お花さんが喜んでくれたの?」
「うん、わたしお花さんに水やりをしたんだよ。そしたらなんだか喜んでくれたように見えたんだにゃん」
ミケッコちゃんは興奮した様子で報告する。
「うふふ、そっかにゃん。ミケッコちゃんはそのジョウロでお花さんに水やりをしたんだね。きっと喜んでくれているにゃん」
シロッコはそう言って目線をミケッコちゃんに合わせた。そして、肉球のある可愛らしい手でミケッコちゃんの頭を撫でる。
「わたし、良いことをしたんだね。嬉しいにゃん。二本足で歩けるようになって幸せだにゃん」
ミケッコちゃんの顔はそれはもう生き生きと輝いているのだった。
「うん、ミケッコちゃんは優しいにゃんこだね。これからもっといろんなことができるにゃん」
「にゃはは、わたし楽しみだにゃん」
「さあ、朝食にしようね」
「うん、シロッコちゃんのご飯楽しみだにゃん!」
そんな二匹のやり取りを彩実ちゃんは頬を緩め眺めていた。わたしもみんなの笑顔を見ていると幸せな気持ちに包まれた。
うふふ、やっぱり今日は良い一日になると思う。わたしは、大きく伸びをして幸せを噛みしめた。
ミケッコちゃんはジョウロを片手に持ちにゃんにゃんとカフェの扉を開く。
「うふふ、良かったね」と彩実ちゃんも笑顔だ。
「おはようにゃん」
真っ赤なワンピース姿のシロッコがキッチンからやって来た。
「シロッコちゃん、お花さんが喜んでくれたにゃ~ん!」
ミケッコちゃんはシロッコに駆け寄り満面の笑みを浮かべた。
「お花さんが喜んでくれたの?」
「うん、わたしお花さんに水やりをしたんだよ。そしたらなんだか喜んでくれたように見えたんだにゃん」
ミケッコちゃんは興奮した様子で報告する。
「うふふ、そっかにゃん。ミケッコちゃんはそのジョウロでお花さんに水やりをしたんだね。きっと喜んでくれているにゃん」
シロッコはそう言って目線をミケッコちゃんに合わせた。そして、肉球のある可愛らしい手でミケッコちゃんの頭を撫でる。
「わたし、良いことをしたんだね。嬉しいにゃん。二本足で歩けるようになって幸せだにゃん」
ミケッコちゃんの顔はそれはもう生き生きと輝いているのだった。
「うん、ミケッコちゃんは優しいにゃんこだね。これからもっといろんなことができるにゃん」
「にゃはは、わたし楽しみだにゃん」
「さあ、朝食にしようね」
「うん、シロッコちゃんのご飯楽しみだにゃん!」
そんな二匹のやり取りを彩実ちゃんは頬を緩め眺めていた。わたしもみんなの笑顔を見ていると幸せな気持ちに包まれた。
うふふ、やっぱり今日は良い一日になると思う。わたしは、大きく伸びをして幸せを噛みしめた。
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