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トマト料理とミケにゃんと
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「ねえ、ミケにゃんちゃんはまだ決まらないの?」
「ミケにゃんはいつも悩んでいるにゃんね」
わたしとシロッコはうーんうーんとメニューを眺めているミケにゃんを眺めながら言った。
「ミケにゃんってば迷う子猫ちゃんだにゃん」
ミケにゃんはメニュー表を食い入るように眺めながら言った。
「にゃははミケにゃんはもう赤ちゃんじゃないでしょう」
シロッコは溜め息をつきつつも目を細めて笑う。きっと、もふもふカフェアパートにやって来た頃の今より小さいミケにゃんを思い出しているのだろう。
わたしも今より幼き日のミケにゃんに会いたかったな。うふふ、今でも幼いけどね。
「満里奈ちゃん、先に注文しようか」
「うん、まだまだ決まらなさそうだもんね」
ミケにゃんは「うーん、トマトパイもトマトチョコもトマト饅頭もトマトケーキも全部美味しそうで選びきれないにゃん」とニンマリ笑いながら頭を抱えている。
「店員さん、注文ですにゃん」とシロッコが肉球のある可愛らしい手を上げた。
しばらくしてやって来た店員さんは白地にトマト柄のエプロンをつけたコアラの店員さんだった。その姿があまりにも可愛らしくてわたしはきゅんとなる。
「ミケにゃんはいつも悩んでいるにゃんね」
わたしとシロッコはうーんうーんとメニューを眺めているミケにゃんを眺めながら言った。
「ミケにゃんってば迷う子猫ちゃんだにゃん」
ミケにゃんはメニュー表を食い入るように眺めながら言った。
「にゃははミケにゃんはもう赤ちゃんじゃないでしょう」
シロッコは溜め息をつきつつも目を細めて笑う。きっと、もふもふカフェアパートにやって来た頃の今より小さいミケにゃんを思い出しているのだろう。
わたしも今より幼き日のミケにゃんに会いたかったな。うふふ、今でも幼いけどね。
「満里奈ちゃん、先に注文しようか」
「うん、まだまだ決まらなさそうだもんね」
ミケにゃんは「うーん、トマトパイもトマトチョコもトマト饅頭もトマトケーキも全部美味しそうで選びきれないにゃん」とニンマリ笑いながら頭を抱えている。
「店員さん、注文ですにゃん」とシロッコが肉球のある可愛らしい手を上げた。
しばらくしてやって来た店員さんは白地にトマト柄のエプロンをつけたコアラの店員さんだった。その姿があまりにも可愛らしくてわたしはきゅんとなる。
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