高尾山で立ち寄ったカフェにはつくも神のぬいぐるみとムササビやもふもふがいました

なかじまあゆこ

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ムササビカフェ食堂で今日も

美味しさを噛みしめて

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「う~ん、美味しい」

  モモコ達が言うようにやっぱりリンゴもトマトも爽やかで美味しかった。

  噛むごとにシャキシャキしたリンゴの食感とトマトの酸味と甘みがみずみずしい。うわぁーたまらない。幸せすぎる。

  幸せな気持ちになりながらみんなの顔を順番に見るとわたしと同じような表情をしている。やっぱりみんなも美味しさを堪能しているようだ。

  その時ふと、ムササビと目が合う。

「わたしもトマトとリンゴ大好きだよ。それにカレーとサラダって良く合うね」

  ムササビはフォークで刺したリンゴを口に運びながらにっこり笑顔だ。

「うん、カレーライスとサラダは定番だね。それにリンゴもアクセントだね」

  わたしはシャキシャキとしたリンゴの食感と酸っぱくて甘いトマトを味わう。


「サラダもみなさんのお口に合ったようで良かったです」

  高男さんはリンゴをシャリシャリと食べながら笑顔を浮かべた。

「わたし、カレーライスとトマトとリンゴのサラダおかわりしようかにゃん」

  ミケが空っぽになったカレー皿とサラダボウル高男さんに差し出した。

「ミ、ミケちゃん!  完食したのか。おかわりって君は一応このカフェ食堂の従業員だぞ」

  呆れた表情の高男さんではあるけれど、高男さん自身がカレーライスとトマトとリンゴのサラダを食べているので説得力に欠ける。

「だってにゃん、美味しくてわたしまだまだ食べたいんだもん」

「はいはい、仕方ない奴だな」

  高男さんは呆れた声を出しながらもミケからカレー皿とサラダボウルを受け取りお盆に載せた。

  厨房に向かう高男さんの後ろ姿に目をやるとちょっと嬉しそうに見えた。

  文句を言いながらも料理を美味しく食べてもらえ嬉しいのだろう。
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