巻き込まれ召喚された上、性別を間違えられたのでそのまま生活することにしました。

蒼霧雪枷

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オマケ

旅路─翡翠の僥倖、オマケ

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────────────


「何で!!何で兄貴は別行動なの!!!」
「いや、元々別で旅してただろうが」
「いや!ぜぇったいにいやー!!一緒がいいのー!!」
「おい、シオン。どうにかしてくれ…」
「ろっくは召喚で強制的に弟離れ出来たようだし、みゃーの、お前もそろそろ兄姉離れをだな…」
「舌噛み切ってしんでやる!!!!!」
「みゃーのを甘やかし過ぎたの誰だよ…」
「お前だよ」
「お前もだよ!」
「やだやだやだやだ二人と一緒がいい~~!!」
「おい、キノ。あんまワガママ言ってっと……」
「ワタシももっとシオン様とお喋りしたいデス」
「しかたねぇな、一緒に行ってやるよ」
「本当!?やったぁー!!!!」
「ヤッター!」
「今度は妹離れが必要か……」


「クソ緑」
「ちび紫」
「クズ胡椒」
「塩化物」
「欠片も面影ねぇじゃねぇか」
「テメェはオレを何だと思ってんだ」
「クソ野郎のクズ野郎」
「いい度胸だ。表出やがれ」
「二人ともさ、塩胡椒で仲良く出来ないの?」
「何だとコラ」
「美味しく味付けしてやんぞコラ」
「どういう脅し??」


「しおちゃんは塩でしょ?」
「自分から塩と名乗ったことはないが」
「兄貴は胡椒じゃん?」
「んな呼び方シオンしかしねぇけどな」
「僕は?」
「「えっ」」
「僕だけ調味料じゃない…」
「別に調味料である必要はないと思うんだ」
「そうだぜ。大体調味料で呼ばれても嬉しくねぇ」
「仲間外れよくない!!!」
「あれ既視感」
「やだやだ僕だけ仲間外れいやだ!!」
「また始まった…」
「つってもなぁ…"みやさ"と"きの"で該当する調味料の名前あるか?」
「"こ"は何処いった」
「オレに使われてる」
「あぁ…」
「うーん……」
「…………」
「あー、キノ」
「なぁに?何かあった?」
「諦めろ」
「なんでぇ!!」
「"そ"があれば味噌が出来たんだが…」
「じゃあ、名前を"その"か"きそ"に改名すれば…!」
「まてまてまてまて」
「落ち着け。ステイ、ステイ」


「ヨルカナルデス!よろしくお願いシマス!ヨルちゃんって呼んでくだサイ!」
「あら、可愛い。リンドウと良いお友達になれそうね」
「!オトモダチ!!」
「え、何、何でそんなキラキラした目で俺を見る…あっ、うん、はい。オトモダチデスネ」
「…お前、リンドウも妹なら威嚇するな」
「………友達じゃなくて姉妹だろ」
「つっこむところはそこか…」
「妹?」
「お姉チャン?」
「………………お友だちで」
「ハイ!」
「何でだ」


「ヨルちゃんが妹枠なら、弟であるみゃーのはお兄ちゃんなのでは」
「僕の家族はしおちゃんと兄貴だけだよ」
「………ヨルちゃんは?」
「友達かな?あの子可愛いよね」
「え」
「ん?」
「可愛いと思ってんの?」
「う、うん…」
「……………」
「え、何?それどういう感情の顔なの?」
「ろっく!!!!赤飯だ!!!!!」
「えっ」
「話は聞いてたぜ!!!炊飯器なら作ってある!!!!」
「ナイスぅ!!米はある!!」
「小豆の用意も出来てるぜ!!」
「あの、ちょっと???」
「「赤飯パーティーだ!!!」」
「何、何なの?」
「女子に可愛いとか言わないキノが!!!」
「と言うか、女子に一切関心を持たないみゃーのが!!!」
「「可愛いって言った!!!!」」
「なにこの反応恥ずかしいんだけど!!」


「おい、リンドウ」
「なんでしょう、赤目さん」
「何故また黙って買い物に行った」
「ヨルちゃんに誘われまして」
「俺は知らせろと言っているんだが?」
「サプライズサプライズ」
「気付いたらリンドウが居ないサプライズなどあってたまるか!!」
「サプライズだってば」
「だから………は?な、んだ、これは」
「サプライズ」
「答えになってない。…ベルト飾りか?」
「さぁ?」
「さぁ、ってなんだ。お前が買ったんだろう?」
「…………赤目さんに似合うと思って」
「は」
「隙ありっ!(ダッシュで逃亡)」
「はぁ!?おい、まてリンドウ!!説明を要求する!!」
「察しろばぁーか!!!」
「察した上で、お前の口から聞きたい!!」
「バカ!無神経!!日頃のお礼!!!」
「そうか!!!」
「答えたのに何でまだ追ってくるんだ!?」


「ろっくはさ、ヨルちゃん妹判定なんだよな?」
「あぁ」
「なのに何で様付けなんだ?お兄ちゃんとかって呼ばせねぇの?」
「……今、オレは彼奴のマスターとして登録されてんだ」
「おう」
「つまり、兄と呼べと言えば呼んではくれると思う」
「うん」
「でもさ、それってつまり命令でお兄ちゃんって呼はせてるっつーことなんだよ」
「幼馴染み兼家族が幼気な少女にお兄ちゃん呼びを強制してるとこなんて見たくねぇな」
「だろ?だから好きに呼ばせてる」


「正直に答えろ」
「突然正座させられた状況の説明は全く無しか、騎士サマ」
「今騎士は休暇中だ」
「知っててそう呼んでんですぅ」
「……リンドウから話は聞いた。彼奴のトラウマになってる日、本当に警告するだけのつもりで襲ったのか?」
「えー、何急に」
「いいから答えろ」
「ろくな抵抗してこねぇ様だったら、あわよくば喰ってやる腹積もりで襲いましたが」
「よし、斬る」
「喧嘩か?喧嘩か??いいぜ、アンタとはちゃんとやりあってみたかったんだ!!」
「死んでも文句は言うなよ」
「ほざけ。骨折る程度で済ませてやるよ」


「貴方たち、死ぬまで殴り合いするなんて馬鹿なの?」
「いや、つい熱くなってしまってだな…」
「オレは骨折程度で済ませる予定だった」
「言い訳はよろしい!!見てみなさい、リンちゃんが怯えてるじゃないの!」
「えっいや別に……………わ、ワー、コワイナー………(ラナさんが)」
「いや、明らかに別のもんに怯えてる…」
「りっ、リンドウ!?違うんだ、これは」
「騎士サマ嘘でしょ」
「大体、あんな大暴れしたら周りに迷惑が……………」

「…おたくの従姉妹さん、恐ろしいな…」
「彼奴は、怒らせない方向でいこう…」
「賛成」
緑翔とジークレインは絆が1上がった!


「お前さ、あの騎士サマに告白しねぇの?言い寄られてんだろ?」
「こっ…!?は、や、し、しない、よ…」
「わざわざプレゼント贈るぐらいなのに?」
「それは、別に日頃のお礼だし…」
「グズグズしてっと、マジでオレがお前のこと喰ってやるけど」
「…ずっと思ってたけど、お前俺のこと妹判定なのに抱けんの?」
「人間かどうかを疑うようなデブかブス以外なら、一定年齢層の女全員抱けるが?」
「ここに来て一気に評価を下げる発言。流石ろっくだぜ」
「褒めてねぇだろ、それ。さっさとくっ付けよ。あの騎士サマ気に食わねぇけど、強いしある程度信頼出来るし、オレ的には任せても大丈夫と判断した。気に食わねぇけど」
「二回も言った。いや、でも、今更答えるのも、何か変わるのがちょっと…」
「つべこべ言わず、さっさとお前が心配でそこの扉前で聞き耳立ててる奴に告れよ」
「は?」
「バレているなら仕方ないな!!」(扉バーン)
「開き直って入ってくんな!?」
「じゃ、お邪魔虫は退散しまーす。騎士サマは後で殴る」
「殴り返してやる。さぁ、リンドウ。話し合いと行こうじゃないか」
「まてまてまてまて置いてくなろっく!!」
「俺以外の男に目移りするとは、流石に看過できないな」
「ちがっ、あの、ちょっと落ち着こうぜ赤目さん。な?なっ?」
「俺は落ち着いている。シオン」
「な、名前呼ぶのは卑怯だ…!!」


「キノ、赤飯」
「バッチリだよ」
「まさか、お前らの為に赤飯を炊く日がくるとはな…」
「僕のは君らの勘違いだと思うけど」
「はぁー??オレがお前のことで勘違いするわけねぇじゃねぇか。誰だと思ってんだ」
「僕の最強な兄貴」
「だろ?」
「僕はいつ兄貴の為に赤飯を炊けるのかな?」
「…………当分先なんじゃないんすかね」
「誰か良い人いないの?ソレイユさんとか」
「彼奴もオレも男~~。適当に身近にいる奴の名前出すな。いくらオレが女に飽きても、男は喰わねぇよ」
「いや、兄貴が喰われる方」
「何の話だそれ」
「ヨルちゃんが言ってた」
「ヨルカナル!!!!!」


「ハァッ!説教の気配を検知!」
「あら、大丈夫?」
「大丈夫デス!話の続きをしまショウ。それでデスネ、ロクショウ様とソレイユ様はいつも一緒のテントで寝てるんデス。ワタシは別なのに!つまり、やっぱりそう言うことだと思うんデスヨ!」
「(多分男女で分けてるだけなのだろうけど)そうかもしれないわね」
「ロクショウ様はお強いデスガ、喧嘩以外だとソレイユ様にいつも一枚取られてました。ロクショウ様がタジタジになるのは、ソレイユ様だけなんです。だから、ワタシ的にはソレイユ様が上を希望します!シオン様はどう思いマスカ!?」
「その前に、一個聞いていい?」
「ハイ」
「何?」
「女子会で恋ばなしようっつって連れてこられたんだと思ってたんだけど、ヨルちゃんの話何?何の話してんの?」
「ソレ×ロクの話デス」
「兄のそんな話聞かされる俺のことを考えて欲しい」
「ハマってくだサイ!ソレ×ロクは美味しいデス!!」
「あっ違うこれオタクの布教話だ!!」
「キノ様にもお話しまシタ!」
「みゃーの…!!」
「リンちゃん、諦めましょう」
「凄い受け入れてると思ってたけど、ラナさん諦めてたの…」
「興味深いとは思うわ」
「頼むから、ラナさんはそっちの道に行かないでね…」


「ねぇ、ロック。最近、ヨルちゃんが僕らのことを凄い目で見てくる気がするんだけど」
「そうか?オレは分からんが…まぁ、ソレイユが言うならそうなんだろ。後で聞いてみるわ」
「…君さ、出会った当初は物凄く最低人間だったのに、最近丸くなったね?何あれ、最初のは演技?」
「素だけど…別に、お前とは長い付き合いになりそうだと思っただけだ。それなら、関係悪くする理由もねぇだろ」
「それは、信頼と受け取っても?」
「好きに取ればいいんじゃないすかね」
「そうかそうか」
「………何故頭を撫でる?」
「こうするとヨルちゃんの目がさっきより怖くなる。ほら、分かんない?」
「うーん?確かに、何かやけにこっち凝視してくんな?」
「やっぱりそうだよね?何だろう。私のご主人に触るな!とかそんな感じ?」
「ちげぇだろ。それだったら、テント別にしてることに文句言う筈だ」
「それもそっか。にしても、君が彼女の為にテント買うとは思わなかったよ。確かに三人じゃ狭いけどさ」
「男と狭いとこじゃ落ち着いて寝れねぇだろ」
「ふむ。君は懐に入れた者に格別甘い、と…」
「何のメモだそれ」
「君の調査メモ。あまりに最初と違うからビックリしてつけ始めた」
「オレは珍獣か何かか」


「やぁ、ロック。久しぶり」
「ソレイユ!久しぶりだな。偶然か?」
「うん、僕もビックリ。何か変わったことはあった?」
「特に。ヨルの食費稼ぐので忙しいよ」
「僕は前君が探してるって言ってた子に会ったよ。赤髪赤目の、恋人かな?男性が迎えに来たからあんまり喋ってないけれど」
「何?どこら辺だ?」
「えっと…この街だ。多分、まだここら辺にいると思うよ」
「彼奴に恋人……情報サンキュ。行ってみるわ」
「いいえ。お礼は今日のご飯で」
「作るか?買うか?」
「久しぶりに君が作ったの食べたい」
「分かった」
「ところで…」
「あぁ。オレも気づいてる」
「やっぱり?何だろうね…」
「うーん…でも、別に何も言ってこねぇしな」
「逆に、何で話に混ざってこないの?無言でこっちを凝視するヨルちゃん、怖いんだけど」
「何なんだろうな?」

「久しぶりの供給…!しかも手料理をねだるトハ、ソレイユ様なかなかやりマスネ…!」
オタクをエンジョイしてるヨルちゃんでした。









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