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#03
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咲夜はもう一度、購買の方へ向かって走り出す。「また買う」と行ってしまった手前、そのまま教室に戻る気になれなかった。
そう言えば...神無月はメロンパン好きかな?何も考えずに、ただ自分の好物をあげてしまった...。姉貴は、女子はカロリー気にするんだから、カロリーの高いメロンパンなんてしょっちゅう食べられない!! と、よく咲夜に向かって言っていたのを、今更思い出す。不安になってきてしまった。
モヤモヤと、考えていると目の前の生徒たちは各々好きなパンを買い、はけていく。購買のおばちゃんは、また来たの?とでも言いたげな目で、咲夜を見ていた。
「焼きそばパンください。」
そんな目に気がついていない風を装い、いつもとは違うパンを頼む。教室に帰ったら亮にあげよう。まだご飯食べてるかな...。
教室に戻る前に、瀬津がよく呼び出されていると聞いた多目的教室に向かった。購買に買いに来たということは、今日も呼び出されているということだ。
多目的教室が近付くにつれ、嫌な予感がした。胸の中がザワザワとする。多目的教室から、何やら怒声が漏れ聞こえてくる。...なんて言ってる?
耳をそば立てて、教室内の音を聞く。
「おい、なんでお前が昼飯持ってんだよ。いつもねぇのに。金はないし。何とか言えよ。」
あげたパンに、貰った500円玉のことだろうか。やっぱり余計なことしてしまったのか、と自分の無力さに愕然とする。悔しくて、握り拳を震わせ、下を向く。パンを揚げたことに後悔はしていないが、それにより更に酷い仕打ちをされてしまうということまで、考えが及んでいなかった。
「おい、お前は私らの役に立ってくれりゃそれで良いんだよ。自分のこと気にするくらいなら私らのために働けよ。じゃないと更に痛い目見るからな!!」
次の怒声が響き、ドンッ...と鈍い音が聞こえた。自分でも驚くほど早く、扉を開いていた。瀬津を押さえつける取り巻きを払い、瀬津の細い腕を掴む。そしてそのまま、後ろへ倒れ込んだ。胸で瀬津を受け止める。
咲夜の腕の中で、瀬津はゆっくりと目を開ける。
「な…んで?」
咲夜の顔を見るなり、瀬津は驚きで目を見開いたまま固まる。その顔は、どことなく泣きそうで、見られたことが恥ずかしくなったのか、合っていた目線が泳ぎ始めた。
「何でじゃねぇよ。お前、辛い時は声上げろよ。痛いなら、苦しいなら言えよ。俺が助けるから。」
咲夜は、思わず瀬津を強く抱き寄せた。瀬津の体は、小刻みに震えていた。こんなに苦しんでいたのに、今まで気付けなかった自分の不甲斐なさに苦しくなる。代行で切り抜けてもらえれば、と思っていた自分の甘さに腹が立つ。考えれば考えるほど辛くなるこの状況に、つい顔が歪む。
抱き寄せる手に更に力が入ってしまい、震えた。しかし、瀬津は頭を咲夜の胸に預け、そのまま抱き寄せられていた。
「…お前ら、寄って集って1人の女子足蹴にして何が楽しいんだよ。何が面白いのか、俺には理解出来ねぇ。こいつ、連れてくから。今度から近付くんじゃねーぞ。」
その瀬津をそのまま抱き上げ、入口へと向かう咲夜。その顔は自分でも驚くほど険しく、恐ろしかった。仮にも女子相手に、そんな顔を自分がするなんて、と驚く。
「てめぇあたしらの仲間連れて行くんじゃねぇぞ。」
「あたしら許可してねぇだろ。」
仲間だなんて、どの口が言っているのか。つい、溜息をつきそうになる。許可だなんて...。まだ神無月のことを所有物の様に扱っている。離れるのも一緒にいるのも、神無月の自由だし、他人が許可しなきゃ動けないなんて、そんな窮屈な生活があるのか。
こんなにこんな奴等のために毎日学校で必死になって動いてるのに、やらせてる奴はクズばかりだ。学校外のことはわからないが、もしかしたら何かやらせているのかもしれない。なのにこいつらはなんとも思っちゃいない。それにすごく腹が立った。
こいつをボロボロにしてまでさせたいことがあるなら俺はそれを全力で止めてやる。
「そんなの関係ねぇし。俺が連れていくって言ったら連れていくんだよ。行かないと拒否出来るのはこいつだけだ。お前らがそれでも何か手を出してくるんなら、俺は容赦しねぇよ。」
「う”…。」
虐めの主犯者を含め、全員言葉を詰まらせ、何も言い返してこない。手も足も出ないとはこの事を言うのではないだろうか。流石にそこまでは言われたら何も出来ない。自分を傷つけてまでは仲間を守らない。そもそも仲間だなんて思っているのかも謎だ。ただの都合のいい駒が出来たと思っていただけだろう。そういう人たちだ。
それを軽蔑の眼差しで一瞥し、咲夜はそのまま瀬津を抱きかかえて扉を出る。廊下を歩く。なるべく平然としたフリをして。女子を連れ去ることに、内心ドキドキしていた。何処のナイト気取りだと言われてもしょうがないと思う。瀬津は顔を咲夜の胸元に埋める形で抱きかかえられていた。嫌がる素振りもしなければ、降りようと暴れることもない。
各教室からは、女子生徒たちのキャーキャーという黄色い声が聞こえてきた。
外に出ると、風が吹いていた。何格好つけてんだろ...と、腕の中でため息をつく瀬津を見て思う。ヒーロー気取りもいいとこだ。自分が手を出してしまったことによって、相手が逆上するかもしれない。今まで以上に、虐めの内容がエスカレートするかもしれない。そんな不安が、今更湧いてくる。
「あの…そろそろ降ろしてください...。」
周りに人はいない。恥ずかしそうに、咲夜と目を合わさないように制服のリボンを見つめる瀬津。気付けば学校で1番大きな桜の木の下に来ていた。ここで告白すると恋が叶うという噂があるらしい。この学校の生徒であれば、誰もが知っているであろう、代々伝わる噂だ。
「あ…わり……。好きでもない奴にこんなんされても迷惑…だよな。」
瀬津に言われるまで、気が付かなかった。無意識に、目を伏せる。唇を噛む。その顔を見た瀬津は、同じように目を伏せた。降ろした瀬津は、顔を上げ、一心に咲夜の目を見つめる。なんだろう...と少しだけ身構えた。
「迷惑なんかじゃないよ!!」
瀬津が、声を荒らげるように、言う。こんな神無月を見るのは初めてだ。咲夜の手を強く握る。こんなに力があったのかと、驚き、隠しきれず顔に出ていたと思う。
そんな咲夜に構うことなく、瀬津は言葉を続ける。涙で揺れる瀬津の目は、綺麗だった。
「迷惑なんかじゃない。今まで、こんなに構ってくれる人なんかいなかった。助けてくれる人なんていなかった。状況を知ってる人もみんな見てないフリ...竜木くんだけが私に優しくしてくれたんだもん。…本当にありがとう。」
瀬津の精一杯の気持ち。自分は行動を起こしてもよかったんだと、認めてもらえた気がした。手を差し伸べてよかったのだと、安心する。
「そんなん気にすんなよ。女子が酷い目に合わされてるのを知ってて、ほっとけないこらさ。」
「ありがと。…でも戻るね。何が出来るかわからないけど。そのまま教室に戻ったら、もっと怒られちゃうから……。」
握っていた、咲夜の手を離し、元来た道を走って戻る瀬津。わざわざ戻らなくてもいいのに、と思いながらも、引き止めることが出来なかった。声をかけることが出来ない、自分の弱さに悔しさが滲む。
ただ、その場に立ちつくすことしか出来なかった。
そう言えば...神無月はメロンパン好きかな?何も考えずに、ただ自分の好物をあげてしまった...。姉貴は、女子はカロリー気にするんだから、カロリーの高いメロンパンなんてしょっちゅう食べられない!! と、よく咲夜に向かって言っていたのを、今更思い出す。不安になってきてしまった。
モヤモヤと、考えていると目の前の生徒たちは各々好きなパンを買い、はけていく。購買のおばちゃんは、また来たの?とでも言いたげな目で、咲夜を見ていた。
「焼きそばパンください。」
そんな目に気がついていない風を装い、いつもとは違うパンを頼む。教室に帰ったら亮にあげよう。まだご飯食べてるかな...。
教室に戻る前に、瀬津がよく呼び出されていると聞いた多目的教室に向かった。購買に買いに来たということは、今日も呼び出されているということだ。
多目的教室が近付くにつれ、嫌な予感がした。胸の中がザワザワとする。多目的教室から、何やら怒声が漏れ聞こえてくる。...なんて言ってる?
耳をそば立てて、教室内の音を聞く。
「おい、なんでお前が昼飯持ってんだよ。いつもねぇのに。金はないし。何とか言えよ。」
あげたパンに、貰った500円玉のことだろうか。やっぱり余計なことしてしまったのか、と自分の無力さに愕然とする。悔しくて、握り拳を震わせ、下を向く。パンを揚げたことに後悔はしていないが、それにより更に酷い仕打ちをされてしまうということまで、考えが及んでいなかった。
「おい、お前は私らの役に立ってくれりゃそれで良いんだよ。自分のこと気にするくらいなら私らのために働けよ。じゃないと更に痛い目見るからな!!」
次の怒声が響き、ドンッ...と鈍い音が聞こえた。自分でも驚くほど早く、扉を開いていた。瀬津を押さえつける取り巻きを払い、瀬津の細い腕を掴む。そしてそのまま、後ろへ倒れ込んだ。胸で瀬津を受け止める。
咲夜の腕の中で、瀬津はゆっくりと目を開ける。
「な…んで?」
咲夜の顔を見るなり、瀬津は驚きで目を見開いたまま固まる。その顔は、どことなく泣きそうで、見られたことが恥ずかしくなったのか、合っていた目線が泳ぎ始めた。
「何でじゃねぇよ。お前、辛い時は声上げろよ。痛いなら、苦しいなら言えよ。俺が助けるから。」
咲夜は、思わず瀬津を強く抱き寄せた。瀬津の体は、小刻みに震えていた。こんなに苦しんでいたのに、今まで気付けなかった自分の不甲斐なさに苦しくなる。代行で切り抜けてもらえれば、と思っていた自分の甘さに腹が立つ。考えれば考えるほど辛くなるこの状況に、つい顔が歪む。
抱き寄せる手に更に力が入ってしまい、震えた。しかし、瀬津は頭を咲夜の胸に預け、そのまま抱き寄せられていた。
「…お前ら、寄って集って1人の女子足蹴にして何が楽しいんだよ。何が面白いのか、俺には理解出来ねぇ。こいつ、連れてくから。今度から近付くんじゃねーぞ。」
その瀬津をそのまま抱き上げ、入口へと向かう咲夜。その顔は自分でも驚くほど険しく、恐ろしかった。仮にも女子相手に、そんな顔を自分がするなんて、と驚く。
「てめぇあたしらの仲間連れて行くんじゃねぇぞ。」
「あたしら許可してねぇだろ。」
仲間だなんて、どの口が言っているのか。つい、溜息をつきそうになる。許可だなんて...。まだ神無月のことを所有物の様に扱っている。離れるのも一緒にいるのも、神無月の自由だし、他人が許可しなきゃ動けないなんて、そんな窮屈な生活があるのか。
こんなにこんな奴等のために毎日学校で必死になって動いてるのに、やらせてる奴はクズばかりだ。学校外のことはわからないが、もしかしたら何かやらせているのかもしれない。なのにこいつらはなんとも思っちゃいない。それにすごく腹が立った。
こいつをボロボロにしてまでさせたいことがあるなら俺はそれを全力で止めてやる。
「そんなの関係ねぇし。俺が連れていくって言ったら連れていくんだよ。行かないと拒否出来るのはこいつだけだ。お前らがそれでも何か手を出してくるんなら、俺は容赦しねぇよ。」
「う”…。」
虐めの主犯者を含め、全員言葉を詰まらせ、何も言い返してこない。手も足も出ないとはこの事を言うのではないだろうか。流石にそこまでは言われたら何も出来ない。自分を傷つけてまでは仲間を守らない。そもそも仲間だなんて思っているのかも謎だ。ただの都合のいい駒が出来たと思っていただけだろう。そういう人たちだ。
それを軽蔑の眼差しで一瞥し、咲夜はそのまま瀬津を抱きかかえて扉を出る。廊下を歩く。なるべく平然としたフリをして。女子を連れ去ることに、内心ドキドキしていた。何処のナイト気取りだと言われてもしょうがないと思う。瀬津は顔を咲夜の胸元に埋める形で抱きかかえられていた。嫌がる素振りもしなければ、降りようと暴れることもない。
各教室からは、女子生徒たちのキャーキャーという黄色い声が聞こえてきた。
外に出ると、風が吹いていた。何格好つけてんだろ...と、腕の中でため息をつく瀬津を見て思う。ヒーロー気取りもいいとこだ。自分が手を出してしまったことによって、相手が逆上するかもしれない。今まで以上に、虐めの内容がエスカレートするかもしれない。そんな不安が、今更湧いてくる。
「あの…そろそろ降ろしてください...。」
周りに人はいない。恥ずかしそうに、咲夜と目を合わさないように制服のリボンを見つめる瀬津。気付けば学校で1番大きな桜の木の下に来ていた。ここで告白すると恋が叶うという噂があるらしい。この学校の生徒であれば、誰もが知っているであろう、代々伝わる噂だ。
「あ…わり……。好きでもない奴にこんなんされても迷惑…だよな。」
瀬津に言われるまで、気が付かなかった。無意識に、目を伏せる。唇を噛む。その顔を見た瀬津は、同じように目を伏せた。降ろした瀬津は、顔を上げ、一心に咲夜の目を見つめる。なんだろう...と少しだけ身構えた。
「迷惑なんかじゃないよ!!」
瀬津が、声を荒らげるように、言う。こんな神無月を見るのは初めてだ。咲夜の手を強く握る。こんなに力があったのかと、驚き、隠しきれず顔に出ていたと思う。
そんな咲夜に構うことなく、瀬津は言葉を続ける。涙で揺れる瀬津の目は、綺麗だった。
「迷惑なんかじゃない。今まで、こんなに構ってくれる人なんかいなかった。助けてくれる人なんていなかった。状況を知ってる人もみんな見てないフリ...竜木くんだけが私に優しくしてくれたんだもん。…本当にありがとう。」
瀬津の精一杯の気持ち。自分は行動を起こしてもよかったんだと、認めてもらえた気がした。手を差し伸べてよかったのだと、安心する。
「そんなん気にすんなよ。女子が酷い目に合わされてるのを知ってて、ほっとけないこらさ。」
「ありがと。…でも戻るね。何が出来るかわからないけど。そのまま教室に戻ったら、もっと怒られちゃうから……。」
握っていた、咲夜の手を離し、元来た道を走って戻る瀬津。わざわざ戻らなくてもいいのに、と思いながらも、引き止めることが出来なかった。声をかけることが出来ない、自分の弱さに悔しさが滲む。
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