元Sランクパーティーのサポーターは引退後に英雄学園の講師に就職した。〜教え子達は見た目は美少女だが、能力は残念な子達だった。〜

アノマロカリス

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第二章 本章スタート

第二十五話 学園長からの呼び出し2

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 私はまた学園長からの呼び出された。

 もう、ほとんどの人にバレているので男の姿はやめて女の姿になった。

 そして学園長の部屋に行った。

 「失礼します!」

 中に入ると、学園長は…触手の多いテンタクルスの姿をしていた。

 「失礼しました…」

 「ちょっと帰らないで!」

 「お断りします。」

 「どうしてですか?」

 「女の姿でその触手の姿だと…貞操に危機感を覚えますので。」

 「襲ったりましませんよ。」

 「もしも襲って来たら…終焉の破壊魔法で王国全土を焦土に変えます。」

 「貴女は魔王ですか‼︎襲ったりしないので安心して下さい!」

 私は学園長より少し離れた場所に座った。

 「それにしてもテルパ先生は、女性の姿だと可愛らしいですね。」

 「可愛いですか?初めて言われましたけど。」

 「何故女性に姿を隠していたのですか?」

 「女だと馬鹿にされるじゃないですか、冒険者の世界では…」

 「確かにそうですね。」

 それ以外にも理由は複数あるが、今はそれだけで我慢してもらおう。

 「こんな事を話す為に私を呼んだのですか?」

 「いえ、本題は別に有ります。」

 学園長は興奮し出したのか…触手が激しく動き出した。

 私はさらに部屋の奥に移動した。

 何もしないと分かってはいるんだけど、以前も触手に弄ばれた事があるから出来れば近寄りたくはない。

 「実はですね、この魔石なのですが…?」

 学園長は箱の中から、岩の様に大きな黒い魔石を取り出した。

 「とある伝から入手した物だったのですが、それまでは何も反応がない物だったのだけれど…テルパ先生が学園に来た瞬間に反応をし始めたのです。」

 大きな黒い魔石は、何やら不気味な気配を放っていた。

 マリアンが吐き出した黒い結晶の様な力を感じた。

 今回は触らずに鑑定魔法を行うと、鑑定結果はディアボロスの欠片と出ていた。

 危なかった…触れていたらまた体の中に吸収されていただろう。

 それにしても…この欠片は幾つあるんだろう?

 学園長の前にある欠片も結構な大きさだけど…。

 「それで、この魔石はテルパ先生に関わりのある物だと思うので、テルパ先生に預かって欲しいのですが…」

 「遠慮します。学園の封印部屋に放り込んでから堅く閉ざしておいて下さい。」

 あんな物騒な物を預かりたくは無いし、また振れた途端に体内に吸収されたらかなわない。

 …と思っていたんだけど、立ち上がった瞬間に魔石の方が私の足の中に吸い込まれて行った。

 「今のは…?」
 
 「学園長には以前お答えしましたよね?」

 私はブランドンの家で起きた出来事を伝えた。

 「これも呪いの…なのでしょうかね?」

 「かも知れません。」

 今の所…足が重いとかという症状は無い。

 だが、得体の知れない感じは否めない。

 私は自室に戻って色々調べてみたが、これといった事は分からなかった。

 だが、後日にある出来事があって…ディアボロスの欠片に関する面倒な出来事が起きるのだった。
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