箱にしまったもの 小説(外部サイト)一覧
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割れたものの欠片を拾い、箱にしまった。
忘れたはずのそれが、静かに僕の輪郭を作っていた。
ある日、思い出したように箱を開けると、
どうでもよかったはずの記憶が、
懐かしさと共に、静かに息づいていた。
登録日 2025.08.28
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