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キャラ文芸 完結 長編
「救われない。でも、忘れられない店がある。  その店に入れるのは、  一度は「死」を考えたことのある人間だけ。  路地の奥、看板のない食堂。  そこでは料理が、感情で作られている。  後悔、執着、怒り、そして空白。  出されるのは、人生を“よくする”料理じゃない。  ただ、感情を切り分けるための一皿だ。  店主のあやかしは言う。  「生きろとは言わない。死ぬなとも言わない。   ここは台所だ。吐くなら吐け」  主人公・真白は、  生き延びたことを「失敗」だと思っている青年。  気づけばこの店で皿を洗い、  他人の後悔を“出す側”になっていく。  ――だが、料理には代償がある。  救われないまま、欠けていくものがある。  この店は、希望をくれない。  それでも読後に残るのは、  「それでも、まだ終わらせなくていい」という  曖昧で、逃げ場のない感覚。  癒しではない。  説教でもない。  それでも忘れられない、感情処理の物語。
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登録日 2025.12.26
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