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「ゲニとコーニーの売れない夜」

「ゲニとコーニーの売れない夜」
「ゲニ」こと源次(げんじ)と、「コーニー」こと小西(こにし)は、 鳴かず飛ばずの売れない漫才コンビ。結成15年、たまに舞台に立つが 源次のボケが空回りし、小西のツッコミが寂しく響く。 ある夜、源次は高架下の古着屋の裏で、奇妙な男から「絶対に売れる台本」を渡される。 しかしその台本は、ネタを演じるたびにその代償として、「一番大切な記憶」を 消去されてしまうという呪いじみた代物だった。 源次(通称:ゲニ) / ボケ担当 痩せ型で、どこか浮世離れした鋭い眼差し。服装には独自のこだわりがあり、 高円寺の古着屋で見つけた「いつの時代のものか分からない茶色のレザージャケット」を、 ジャージパンツに合わせて着こなしている。異常なまでの完璧主義者だが、 時代と全く噛み合わない。「笑いは論理だ」と言い張り、ノートにびっしりと 計算式のようなネタを書く。 小西(通称:コーニー) / ツッコミ担当 がっしりとした体格だが、どこか卑屈な猫背。使い古したワークパンツに、 クタクタになったスウェット。源次に憧れてコンビを組んだが、 今も近所のスーパーの品出しバイトで生計のほとんどを立てている。 源次の才能を誰よりも信じているが、それゆえに 彼を「普通」の世界に引き戻せないことに苦悩している。
ホラー 完結 長編
登録日 2026.06.01
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