歴史・時代小説大賞 小説(外部サイト)一覧
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【完結】江戸日本橋薬種屋〈桔梗屋〉の診立て
噂は騒がしい。薬は黙って効く――
第12回歴史・時代小説大賞奨励賞受賞作。
日本歴史時代作家協会会員が贈る江戸漢方ミステリ。
漢方のようにほろ苦くとも、閉幕はハッカのように後口よく。
一話完結。サクッと読める江戸の診立て噺です。
噂は騒がしい。薬は黙って効く――
江戸日本橋の裏通り。
薬種屋〈桔梗屋〉の主人・与四郎は、無愛想でとかく口は悪い。しかし、診立てだけは外さない。
狐憑き、祟り、サテサテ此度は……?
人が怪異と騒ぐたび、与四郎が見るのは噂ではなく、暮らしの綻び。
風の通り、匂いの淀み、人の見栄、店の無理。
騒ぎの“たね”は、たいてい手の届くところにある。
冷たく見えて、見捨てない。
情で仕事を汚さず、今日もひとつ騒ぎの正体を診立ててゆく。
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