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第五皇女の成り上がり!
捨てられ皇女、皇帝になります
後宮でくらす見捨てられた第五皇女・ユーゼリカは弟を養うため、趣味と実益を兼ねた節約貧乏生活を送っていた。幼い時に母を亡くし、後ろ盾のないユーゼリカたちは他の皇子皇女にも嘲笑われる立場。そんな中、父である現皇帝は、後宮中の皇子皇女を集め、『これから三年の後、もっとも財を築き、皇宮を豊かにした者』を次期皇帝にすると宣言。戸惑う彼らの中でまっさきに手を挙げたのはユーゼリカだった。しかもその方法は――人材育成!? 次代の天才を育成し、彼らにがっぽり稼いでもらうため、おんぼろ屋敷で寮経営を始めたユーゼリカだったが、集まったのは奇人変人ついでに美形の曲者ぞろいで……!?
嫌われ者は異世界で王弟殿下に愛される
クラスメイトから嫌がらせを受けていたときに階段から足を滑らせ階下へと落ちてしまった仲谷枢。目を覚ますとそこは天国――ではなく、なんと異世界だった!? 第二王子のアシュレイという男に保護された枢は、アシュレイの住む王宮で暮らすことになる。精霊に愛され精霊魔法が扱える枢は神子と呼ばれ、周囲の人々から大事にされていたが、異世界に来る前に受けていたイジメのトラウマから、なかなか自信が持てないでいた。しかしアシュレイはそんな枢を優しく気遣ってくれる。枢はアシュレイに少しずつ恋心を抱きはじめるが、やはりその恋心にも自信を持つことができないでいて……
秘剣 梅明かり
なまけ侍 佐々木景久
北陸の小藩・御辻藩(みつじはん)の藩士、佐々木景久(ささきかげひさ)。人並外れた力を持つ彼は、自分が人に害をなすことを恐れるあまり、世に背を向けて生きていた。だが、あるとき竹馬の友、池尾彦三郎(いけのおひこさぶろう)が窮地に陥る。父の代から確執がある後藤左馬之助(ごとうさまのすけ)が、彼との決闘を望んだのだ。左馬之助は一流の剣客。一方、彦三郎は剣の腕がからきしで、立ち合えば命はない。景久は友を救うべく、己の生きざまを捨て、決闘に割って入ることにした。勝算はある。彼は生来の剛力だけでなく、師から秘剣・梅明かりを授けられており――