「遡って」の検索結果
悪女マグノリアは逆行し、人生をやり直す2
稀代の悪女マグノリアにまつわる真相を探るため、時を遡った王太子レイ。悪女と呼ばれる前のマグノリアは、明るく心優しい少女だった。彼女を陥れ、悪女にした黒幕を探すレイだったが、なかなか手がかりが掴めず、気がつけば逆行から十年が経とうとしていた。マグノリアはレイの婚約者候補の一人となり、周囲からの評判も良い。ただ十六歳の誕生日を控え、様子がおかしいように見えた。マグノリア曰く、自身が悪女になる夢を毎晩のように見ているのだという。それは、彼女が何度も時を遡っていた時の記憶の断片だった。やがてマグノリアは、ある事件を機にすべての記憶を取り戻し――
婚約破棄された令嬢、二回目の生は文官を目指します!
公爵令嬢のエレノーアは婚約者であるレオン王太子を伯爵令嬢に奪われ、嫉妬に狂って罪を犯した。捕えられた牢の中で罪を悔いた彼女は思う。もし、もう一度やり直せたなら、全く別の人生を歩もう、王太子妃など絶対に望まない、と。冷たい独房の中で毒を呷った彼女は、気が付くと二度目の人生を七年も遡って手に入れていた。エレノーアは今世では自分の望むままに生き、文官となることを決意する。学園に通ううちに新たな友人たちや理解者を得て、楽しく日々を過ごしていたけれど、前回の人生では起こらなかった事態が次々と発生して……!? やり直し人生を自由に謳歌する、痛快逆転劇の開幕!!
処刑された悪役令嬢は、時を遡り復讐する。
身に覚えのない罪をきせられて婚約破棄されたあげく、断頭台で処刑されたバイオレット。ところが、気が付くと処刑の一年以上前に時を遡っていた。バイオレットは考える。どうして自分は冤罪をきせられたのか。いったいあの時、何が起きていたのか。――すべては学院に一人の男爵令嬢が入学してきたことから始まっていた。そのことに気が付いたバイオレットは、同じ轍を踏まないよう、そして自分を陥れた人々に復讐をするため、慎重に、そして時に苛烈に、動き出す――。公爵令嬢バイオレットによる、華麗にして鮮烈な復讐譚、ここに開幕!
君が何度死んでも
二一歳の会社員・市岡守琉は重病の父親を見舞った帰り、自宅マンションの吹き抜けを転落していく女性を目撃する。助けようとエレベーターで下へ降りるが、なぜか一階へは到着せず、代わりに三〇分前に遡っていた。何が起きたか分からぬまま自宅へと戻ると、今度は女性が自分の部屋で死んでいる。しかもその手には守琉の写真が……。この見知らぬ女性は、自分に会いに来たのか? 何のために? 君は一体、誰なんだ? 謎を突き止めるため、そして彼女を救うため、守琉は再びエレベーターに乗り込んだ――