「吉田淳子」の検索結果
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この物語はある家族の愛に満ちた物語である。
しかし、25年前の家族はすれ違い家族だった。
というのは、妹尾正樹(45才)は大阪のビジネス街で花屋を営んでいた。
毎日、毎日、花の手入れをし、花を育てて、また、接客もしていた。
電話で配達の注文があれば、花を配達していた。
政樹の一日は忙しかった。
その為、妻や娘と一緒に過ごす時間がなかった。
兎に角、花屋の経営を守り、収入を増やして、昨日よりは今日、先月よりは今月と、収入を順調に増やして行き、収入の面では家族を困らせることがなかった。
しかし、妻や娘と一緒に過ごす時間がなかった。
その為、いつしか、家族とすれ違うようになり、娘も結婚し、孫まで出来た。
しかし政樹も妻の妹尾百合子も、もう70才。お互い体力的に衰えた。
百合子は持病の糖尿病が悪化し、大阪の大大学附属病院に入院したのである。
娘は吉田淳子(45才)、誠は吉田結衣(23才)である。
孫の結衣が正樹に自分の携帯で電話をした。
この物語の始まりである。
「おじいちゃん、おばあちゃんが入院したよ。病院へ必ず来てよ」
「直ぐには行けないよ。今は忙しいんだよ」
「信じられない。おじいちゃんはいつも、そうなの。もういい」
孫の結衣は電話を切った。
この物語はフィクションです。
登場人物、団体など、実際のものと同じ名前があってもまったく関係ありません。
文字数 1,203
最終更新日 2025.11.07
登録日 2025.11.07
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