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第1章
64. イチャイチャ?*
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僕が次に目を覚ますとベッドに寝かされていた。
「(ん…?ここは…兄様の部屋…?…う~…だるい…喉乾いた…。)」
と僕が思っていると「フェル。」と話し掛けられる。
そちらを見ると兄様が僕の隣に寝そべっており、いわゆる添い寝状態だった。
兄様は上体を起こすと僕の頰を撫で、
「ゴメンね…お風呂なのに無理させちゃって…。でも久しぶりにフェルを堪能したくて我慢出来なかった…それにあんなに密着してたら我慢なんて出来ないよ?」
と笑い目元にキスしてくる。
僕はドキリとしながら、
「(ちょっ…雰囲気甘いんですけどー!なんかもう恋人みたいになってません!?てか兄様、復帰早いな!あれだけボロボロになってたのに僕の一言で立ち直るとか…。)」
と内心焦っていると「フェル、喉乾いてない?お水いる?」と聞かれたので頷くと兄様がベッドサイドに置いてあったお水をコップに注いでくれた。
それを見て上体を起こそうとすると、
「あっ!ダメダメ!私がフェルに飲ませてあげるから。」
と言い、兄様が水を口に含んだ。
「(まさか…。)」と思ったが兄様の動きを止めることが出来ず唇を塞がれ、そのまま口内に水が注がれる。
僕は恋人同士みたいなこの行為に恥ずかしさを感じたが、何処かで「(兄様だしなぁ…。)」という諦めも感じていた。
「ん…ん…。(こくこく)」
僕が水を飲み干すと「まだ要る?」と兄様がニコニコしながら聞いてくる。
「(そりゃあ兄様は楽しいだろうけど、僕は恥ずかしいんだよー!)」
と思いつつも「もっと。」と言い水をせがんだ。
このやり取りが何度か繰り返されると、僕の喉の渇きも潤され兄様も違う意味で潤ったようだった。
僕は身体も心も落ち着いてきたので改めて兄様をマジマジと見つめた。
兄様の表情は先程会った時より劇的に変化している。乏しかった表情、無精髭、無造作な髪型もキチッとしていた。
僕はそっと手を伸ばし兄様の頰に手を添える。兄様は「ん?」と笑顔で僕の添えている手に自分の手を重ねた。
「兄様…良かった。元気になったね。」と声を掛けると「フェルのおかげだよ?」と返される。
「(あまーい!あの芸人さんを思い出しちゃうよー!兄様、相変わらずカッコイイんだからそんな笑顔見せたら誰でもドキッとしちゃうんだから気を付けないと!見慣れている僕だってまだドキドキしてるんだから。)」
なんて思っていたが、ふと兄様を見るとシーツから出ている部分が裸だった。
「(えっ!?)」と思い、自分にかかっているシーツをめくると僕も裸。「(えっ!?えっ!?)」と焦っていると、兄様はその雰囲気を察してか
「あっ…お風呂から出て、慌ててベッドに運んだからそのままなんだ。それにお互い何も身に付けない方が体温を感じれていいでしょ?」
と言ってくる。
僕はさっきまでお風呂で兄様の裸を見ていたはずなのに"ベッドで裸"というシチュエーションに余計に恥ずかしくなってしまう。
慌ててシーツで身体を隠すと目下までシーツを持ち上げた。
そして兄様をチラッと見ると、兄様は片手で顔を押さえ、「…フェル…そんな可愛いことして私を試しているの…?」と言う。
僕は顔をブンブンと振って否定したが、何処かで兄様のスイッチが入ってしまったらしく、兄様にシーツごと抱き締められた。
暫く無言だった兄様だったが、
「ああ…本当に可愛い…このまま閉じ込めたい…食べたい…。」
と呟く。
「(いやーっ!またヤンデレ発症してるー!)
にっ…兄様…食べちゃダメだよ?」
と僕が言うと、
「あ"~!どうしよう…フェルが可愛い過ぎる…!もう離せない…このまま最後までいっていいかな…?いいよね?ね?フェル?」
と興奮しだした。
「(ヤバイヤバイ!兄様が興奮してる!なんとか話を逸らさないと…!)
兄様…?あの…お仕事はいいの?」
「仕事?仕事なんて後回しでいいよ。ずっと働き詰めだったし休養は取らないとね。」
「(逆効果だったー!!どうしよう…あっ…ちょっ…兄様…胸触らないでよ!)
あっ…んっ…にい…さま…だめ…。」
僕の必死の抵抗にも兄様には聞こえていないようだった。
兄様はすばやく僕の上にまたがると右手で僕の左乳首を弄り、舌で右乳首を愛撫し始めた。
僕は両手で兄様の肩を押しやろうとするもこの体格差ではビクともせず、必死に掴まっているような形になってしまう。その間にもクニクニと乳首を摘まれたり舌で転がされ吸われたりした。
「あっ…あん…兄様…はぁ…。」
と僕は止めてもらおうと声をあげるも、それが喘ぎ声に変わってしまう為、言葉にならない。
「フェル…気持ちいい…?」
と兄様に聞かれ「気持ちよくない!」と言って止めて貰いたいが実際は気持ちいいので、思わず「…うん。」と言ってしまった。
「(僕のバカ~!快感に弱いんだからー!)」と思うも後の祭りだ。
それで気を良くした兄様は僕の胸の愛撫をしながら空いている左手で僕の性器に触れた。
「(ん…?ここは…兄様の部屋…?…う~…だるい…喉乾いた…。)」
と僕が思っていると「フェル。」と話し掛けられる。
そちらを見ると兄様が僕の隣に寝そべっており、いわゆる添い寝状態だった。
兄様は上体を起こすと僕の頰を撫で、
「ゴメンね…お風呂なのに無理させちゃって…。でも久しぶりにフェルを堪能したくて我慢出来なかった…それにあんなに密着してたら我慢なんて出来ないよ?」
と笑い目元にキスしてくる。
僕はドキリとしながら、
「(ちょっ…雰囲気甘いんですけどー!なんかもう恋人みたいになってません!?てか兄様、復帰早いな!あれだけボロボロになってたのに僕の一言で立ち直るとか…。)」
と内心焦っていると「フェル、喉乾いてない?お水いる?」と聞かれたので頷くと兄様がベッドサイドに置いてあったお水をコップに注いでくれた。
それを見て上体を起こそうとすると、
「あっ!ダメダメ!私がフェルに飲ませてあげるから。」
と言い、兄様が水を口に含んだ。
「(まさか…。)」と思ったが兄様の動きを止めることが出来ず唇を塞がれ、そのまま口内に水が注がれる。
僕は恋人同士みたいなこの行為に恥ずかしさを感じたが、何処かで「(兄様だしなぁ…。)」という諦めも感じていた。
「ん…ん…。(こくこく)」
僕が水を飲み干すと「まだ要る?」と兄様がニコニコしながら聞いてくる。
「(そりゃあ兄様は楽しいだろうけど、僕は恥ずかしいんだよー!)」
と思いつつも「もっと。」と言い水をせがんだ。
このやり取りが何度か繰り返されると、僕の喉の渇きも潤され兄様も違う意味で潤ったようだった。
僕は身体も心も落ち着いてきたので改めて兄様をマジマジと見つめた。
兄様の表情は先程会った時より劇的に変化している。乏しかった表情、無精髭、無造作な髪型もキチッとしていた。
僕はそっと手を伸ばし兄様の頰に手を添える。兄様は「ん?」と笑顔で僕の添えている手に自分の手を重ねた。
「兄様…良かった。元気になったね。」と声を掛けると「フェルのおかげだよ?」と返される。
「(あまーい!あの芸人さんを思い出しちゃうよー!兄様、相変わらずカッコイイんだからそんな笑顔見せたら誰でもドキッとしちゃうんだから気を付けないと!見慣れている僕だってまだドキドキしてるんだから。)」
なんて思っていたが、ふと兄様を見るとシーツから出ている部分が裸だった。
「(えっ!?)」と思い、自分にかかっているシーツをめくると僕も裸。「(えっ!?えっ!?)」と焦っていると、兄様はその雰囲気を察してか
「あっ…お風呂から出て、慌ててベッドに運んだからそのままなんだ。それにお互い何も身に付けない方が体温を感じれていいでしょ?」
と言ってくる。
僕はさっきまでお風呂で兄様の裸を見ていたはずなのに"ベッドで裸"というシチュエーションに余計に恥ずかしくなってしまう。
慌ててシーツで身体を隠すと目下までシーツを持ち上げた。
そして兄様をチラッと見ると、兄様は片手で顔を押さえ、「…フェル…そんな可愛いことして私を試しているの…?」と言う。
僕は顔をブンブンと振って否定したが、何処かで兄様のスイッチが入ってしまったらしく、兄様にシーツごと抱き締められた。
暫く無言だった兄様だったが、
「ああ…本当に可愛い…このまま閉じ込めたい…食べたい…。」
と呟く。
「(いやーっ!またヤンデレ発症してるー!)
にっ…兄様…食べちゃダメだよ?」
と僕が言うと、
「あ"~!どうしよう…フェルが可愛い過ぎる…!もう離せない…このまま最後までいっていいかな…?いいよね?ね?フェル?」
と興奮しだした。
「(ヤバイヤバイ!兄様が興奮してる!なんとか話を逸らさないと…!)
兄様…?あの…お仕事はいいの?」
「仕事?仕事なんて後回しでいいよ。ずっと働き詰めだったし休養は取らないとね。」
「(逆効果だったー!!どうしよう…あっ…ちょっ…兄様…胸触らないでよ!)
あっ…んっ…にい…さま…だめ…。」
僕の必死の抵抗にも兄様には聞こえていないようだった。
兄様はすばやく僕の上にまたがると右手で僕の左乳首を弄り、舌で右乳首を愛撫し始めた。
僕は両手で兄様の肩を押しやろうとするもこの体格差ではビクともせず、必死に掴まっているような形になってしまう。その間にもクニクニと乳首を摘まれたり舌で転がされ吸われたりした。
「あっ…あん…兄様…はぁ…。」
と僕は止めてもらおうと声をあげるも、それが喘ぎ声に変わってしまう為、言葉にならない。
「フェル…気持ちいい…?」
と兄様に聞かれ「気持ちよくない!」と言って止めて貰いたいが実際は気持ちいいので、思わず「…うん。」と言ってしまった。
「(僕のバカ~!快感に弱いんだからー!)」と思うも後の祭りだ。
それで気を良くした兄様は僕の胸の愛撫をしながら空いている左手で僕の性器に触れた。
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