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■「不束者の狐だが、嫁に来てはくれまいか」
■幼い頃にクロと名付けた黒い子犬を飼っていた宇加野真生。
大学進学と共に一人暮らしを始めたある夜、車にひかれかけた真生は、クロそっくりの黒い毛玉に命を救われる。
連れ帰ったそれは――空腹で、傲慢で、油揚げ嫌いな狐・天吏(てんり)だった。
稲荷寿司ではなく、稲荷寿司を食べた真生に飛びついた天吏は、突然真生に口づけてきて――……。
淋しがり屋の大学生と、偉そうで、けれど真生にだけは甘い狐。
縁が結ぶ、甘く不可思議な物語。
(初出:2026/3/23~6/1)
文字数 12,501
最終更新日 2026.11.06
登録日 2026.10.31
■「守りたい、守りたい。すべてからきみを守りたい」
「だいっきらいって言われても、きみを独占したい」
■幼い頃からいつも一緒だった椎葉比呂と芦谷律。しかし律が中学生の時に転校し、二人は離れ離れになってしまった。
高校二年生の夏を迎えた比呂の前に、律が戻って来た。再会の喜びも束の間、律からはかつての無邪気な笑顔は消え、他人を寄せつけず、比呂さえも拒絶する。
律の秘密と秘められた想い、比呂が自覚した想いが交錯する。蝉時雨が降り注ぐ夏、止まっていた時間は動き出した。
互いを守りたい二人の青春ラブストーリー。
文字数 75,543
最終更新日 2025.08.24
登録日 2025.08.05
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