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八神杏(やがみあん)は本人曰く「可愛いだけが取り柄」の空手を特技とする17歳の女子高生。
とある事情で打ちひしがれていた誕生日の夜、自室の窓をすり抜けて現れたのは「神の使い」を自称する少女(見た目は)エリコ。
エリコは神の代行者として人を幸せにする役目「フローラルアシスト」への就任を依頼する。
エクレアのお礼にと話を聞いた杏はフローラルアシストに与えられる特殊能力「フラワー」の話に絢爛豪華な妄想の翼を広げ、その気になったりならなかったり。
結果、承諾した杏に与えられたフラワー「マリィゴールド」は、なぜか常に首が取れてしまうという地味で奇妙な能力だった。
三時間ほど落ち込んだ杏だったが、鋼のメンタル(やけくそ)で立ち上がる。
体操服泥棒事件の解決などを通してフラワーを使いこなし始め、自身の与えられた役割の意味を知る。
やがて同じくフローラルアシストである二人と出会う。
三人は友情を育みながら、銀行強盗や誘拐未遂など、この町で頻発する奇妙な事件に巻き込まれてゆく。
幸せを数値化することに意味はあるのか。
誰かの幸せの陰で誰かが不幸になることは必然なのか。
いずれ失うとすれば今の幸せは仮初なのか。
どんな状況でもツッコんでしまう杏の性質は治らないのか。
『話が横道に逸れる芸風』が杏の持ち味です。
杏の独り言に読者の皆様もツッコミを入れながら読んでいただけると嬉しいです。
最終話まで完成しておりますが、連載形式で投稿していきます。
よろしければお付き合いください。
文字数 11,756
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.26
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