キュロビ ラムダ

キュロビ ラムダ

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西暦2000年1月1日 アンゴルモアの大王が秋葉原に降臨し世界を破壊しようとしたが、十柱の神様がそれを退けた。 ……らしい。 アンゴルモアの大王を退けた十柱の神たちは『十大神』と呼ばれ、崇め、奉られた。 って父さんが言ってた。 『十大神』が地球に降り立った影響か、世界には科学では表すことのできない、謎の力『アウル』を持つ人間たちが急激に増えていった。 いわゆる超能力者みたいな感じ。 それに同調するかのように、今まで空想の存在とされていた、狼男、吸血鬼、河童、悪魔、龍などが、次々と公の場に姿を表した。 まぁ俺は昔から知ってたけど。 突如現れた、強大な力を持つ存在が暴走するのを危惧した世界の首脳たちは三つの学園都市を作り、そこに半ば強制的に入学させた。 と、歴史の教科書に書いてあった。 それから220年とちょっとが経った。 西暦2220年3月24日 『十大神』の子供、大間 光矢は──────── 単位が足りなくて、神の大学を卒業できなかった。 そこで教師に「学校で働く気はないか?1年間働いたら卒業した扱いにしてあげよう」と言われその提案に飛びついた。 そして人間界に降りて、光矢は幼少期の頃の自分と重なる少女を見つけた。 その少女は、『アウル』を制御できずに暴走させ、右腕を無くしてしまっていた。 そう、光の速さで自爆していたのだ! 光矢が担任をするクラスは、『光の速さで自爆する少女』を始め、『相手を下痢にできるが、自分はその二倍の下痢になる呪い』を使う悪魔や、泳げない河童、血液恐怖症の吸血鬼など、『アウル』をまともに使えない、落ちこぼれたちのクラスだった! 土田旗学園都市で繰り広げられる、学園コメディ! 小説家になろうにも投稿しています。
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文字数 8,620 最終更新日 2020.04.22 登録日 2020.04.20
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