未来が見えない

未来が見えない

会社員している傍ら、趣味で執筆をしているものです。自分の妄想癖が止まらないので、誰かに共有したい一心で執筆しています。
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SF 連載中 長編 R15
これは、遥か昔の話だという。 気候は温暖で、大地には多種多様な生き物が生息していた。草木は高く伸び、ビルのような巨木が林立し、弱肉強食――自然摂理に忠実な世界が、そこにはあったらしい。その地域に寒冷な時期は訪れず、いや、私の見立てでは星そのものが熱帯だったのではないかとさえ思う。 そしてその世界には、今では到底考えられない生命体が存在していたという。それが真実かどうかは疑わしい。だが、情報を無限に記憶し続ける生命体がいた――そんな話が、まことしやかに語り継がれている。 私は、それを信じたい。たとえ科学で証明できなくとも、今とは異なる技術体系、いや、自然摂理そのものによって発展した世界があったのだとしても、私は信じたい。それこそが、我々を救う鍵なのだから。 ――そして……。
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文字数 23,383 最終更新日 2026.02.16 登録日 2026.02.13
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