テコンダーキム

テコンダーキム

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俺はチェーンソーマシンガン、チェーンソーでもあり、マシンガンでもある。 意味がわからないって?あんまり深く考えるなって。 ちなみに元は人間だ。 学校の帰り道、いつもの地下鉄で、 たまたま事故に居合わせた俺は、ホームに落ちた老人を助け出そうとした。 俺はなんとか老人を救出したんだけど、俺自身は列車にはねられてあの世行きさ。 それで目覚めると俺はチェーンソーマシンガンになっていたんだ。 どっかの異世界だかで。つまり転生とか憑依とかって奴だな。 でもさ、なんでチェーンソーマシンガンなんだろうな。 だって、普通の武器ならいくらでもあるだろう。カッコイイ魔剣とかさ。 なんだってチェーンソーでマシンガンだなんてイカレた武器に転生したんだろう、俺は。 まあ、考えても仕方ないよな。 それで俺は色々あって勇者ガレフの武器となり、 邪神ハーデスを討ち滅ぼして世界を救った。 んで、カインは世界の英雄となり、俺はといえば何だかよくわからない内に封印されたんだ。 それで一万年くらい眠ってたら、誰かが俺の封印を解いた。 俺の封印を解いたのは女の子だった。 それから俺は美少女のアイリスの武器になったのさ。 さあ、冒険の始まりだ。 涙あり、笑いありのてんやわんやの珍道中、所で俺たち一体どこに向かってるんだろうな。
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文字数 1,144 最終更新日 2016.12.19 登録日 2016.12.19
異世界に続々と現れる転生者は、みんなチートという能力を与えられて前世の記憶を保持したまま生まれてくる。 そんな彼らは一部を除いてこの異世界で好き放題に暴れ、私利私欲の赴くままに荒らしまわった。 授けられた力を悪用して女子供を奴隷にし、気まぐれで人々を苦しめ、拷問にかけて嬲り殺しにし、街を破壊していく転生者どもよっ。 まるで暴君か魔王そのものだ。神々はそんな転生者たちに頭を悩ませた。 そこで神は外道、悪党の転生者どもを始末するべく、あるひとりの少年を選び出した。 神は言われた。 「あのさぁ、まず、うちに地獄あるんだけど、クズ転生者どもの魂そこに送ってくれない?」 少年は神にOKと答えた。 こうして少年は転生者を狩る者として異世界に転生したのである。 少年に与えられたチート能力は五つだ。転生者は本来一つのチート能力しか持てないのだが。 一つ目は死に戻り、死ぬと時間を巻き戻して復活できるという便利チートだ。 二つ目はアイテム生成、好きなアイテムを生成できる生産チートだ。 三つ目は成長性、狩りや訓練を行うことで飛躍的に能力が向上する。 四つ目はコピー、相手のスキルをコピーすることが出来る能力である。 そして最後は怨み返し、これは相手の重ねた罪の大きさによって発動する贖罪のスキルだ。 さあ、大掃除の始まりだっ、愛を知らぬ外道や悪党どもをぶち殺せっ! 奴らに情けや慈悲は無用っ! これが異世界の世直しじゃあッッ!
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小説 21,276 位 / 21,276件 ファンタジー 8,277 位 / 8,277件
登録日 2016.12.15
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