「ある日、突然届いた“夢”と書かれた十数冊のノート。
それは、失踪した幼馴染が残した――現実と悪夢のあいだの記録だった。」
成長とともに疎遠になった友人・Kが、ある日姿を消した。
数日後、彼の名で届いた荷物には、幼い頃から綴られていた夢日記が詰まっていた。
怖くて、奇妙で、どこか現実に触れているような“夢”たち。
ページをめくるごとに、Kの心の奥と、この世界の歪みが露わになっていく――
これは、“夢”から始まる物語。
文字数 69,058
最終更新日 2025.08.08
登録日 2025.06.07