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「嘘でしょ…」
異世界で目覚めた竹取霞紅夜。
そして次々と襲いかかる魔恩。
霞紅夜は元居た世界で発現させた異能の力を手に応戦する。
その力で呼び出したるは、優雅な模様が刻まれた菱形の短剣。
短剣の内部に収められた柄を掴み、そして投げた。
短剣は霞紅夜の意思が通っているかのように縦横無尽に飛び回り、瞬く間に魔恩を殲滅する。
しかし、戦闘では涼しい顔をしていた霞紅夜だったが、とうとう飢えて力尽きる。
そんな彼に救いの手を差し伸べたのは精霊の少女テスは聖域の加護が失われた小さな村へと誘った。
そして、彼女との出会いは霞紅夜の思いを強くする。
ー新たな力。ー新たな出会い。そして別れ。
異世界で竹取霞紅夜の物語の幕が上がる。
文字数 110,044
最終更新日 2024.07.22
登録日 2024.06.09
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