緋村 真実

緋村 真実

何処にでもいる読書好きでいて、路傍の石程度の底辺作家にいる自分です。 一次創作の小説を書くきっかけは、自分が納得し得る物がなかったので、それなら自分で書いてしまえ、身の程知らずな理由からです。
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 この世に生まれた時点で、心身の何処かに欠損を抱える人間と、その欠損を補う物――倶纏《くてん》――が存在する世界。一日しか記憶を保つ事が出来ない少年、高天《たかま》詞御《しおん》は、倶纏である相棒のセフィアと共に、誰にも犯す事のできない唯一無二である己の真実の下に、犯罪者を捕まえる浄化屋を生業としていた。しかし、ある日、世間の情勢から組織が規定改定を行った事により資格が凍結される。解除する為の条件は高校を卒業する事。故に凍結解除の為、月読《つくよみ》王国にある養成機関の一つである高等部の編入試験を受け、無事に合格を果たし目的に一歩近づく。  合格後、理事長室に案内されると、この国の女王――理事長――からとある事を提示される。それは、養成機関で代表の座を勝ち取り、もう一つの機関のパートナー同士で競う〝闘いの儀(レクシオン)〟で勝利する事。成し遂げれば一足飛びで高卒扱いにする、と。片割れは既に決まっており、女王の娘でもあり序列一位の依夜《いよ》。  だが、〝闘いの儀(レクシオン)〟には真の目的が隠されていた。それは―― ※『ノベルアップ+』様、『小説家になろう』様、『カクヨム』様でも投稿させて貰ってます。
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文字数 150,544 最終更新日 2020.11.16 登録日 2020.08.02
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