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今から、千年ほど前の日本。
侍が誕生してから、豪族や貴族は
土地をめぐり、また国の取り合いで戦に明け暮れていた。
大地は血で染まり
人間の憎悪がましたとき、地獄の門より
二匹の鬼が人間界へと入り込んだ
鬼達は夜な夜な人間を食い荒らし、
人間達は鬼達の恐怖に怯えながら
生きていた。
その時、将軍家が鬼達を葬るべく千人の武将を鬼退治に向かわせた。
しかし、一人として生きては帰ってこなかった
そしてある時、1人の男と5人の陰陽師達が
現れ、鬼退治に向かった。
それ以来、鬼騒動はピタッと止んだ。
それから20年後までは
俺は鬼達が忍び生きた伝説のお話し
私はこのお話を「鬼忍伝」と名付けた。
文字数 44,318
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.07.30
今よりはるか昔の日本。
京の都の情勢は安定していたが、日本各地では豪族や武家の戦が絶えなかった。
何万もの民が戦の犠牲になり、
大地は血で汚れた。
そんなある日
大地の血を吸った地獄の門から
二匹の鬼が人間界に現れた。
鬼は京の都を恐怖のどん底へと落とし込んだ。
毎晩毎晩、貴族の死骸があちこちで発見されていた。
天皇を守る将軍家が腕に自身のある猛者を
千人集め、鬼討伐に向かわせたが
誰一人としてして帰ってきたものはいなかった。
天皇は夜も眠れずご乱心になっていた。
安倍晴明亡き後
鬼と戦える人間はいないと思っていた。
そんな天皇の前に、
ある男が陰陽師5人を連れて現れた。
彼が言うには赤子の生け贄の両目に、
陰陽師達5人の力で封印する事は可能だと言ってきた
その男の名は 獅子戸剛剣と言った。
文字数 44,628
最終更新日 2022.02.06
登録日 2022.02.06
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