圭琴子

圭琴子

BLを書きます。
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BL 完結 長編 R18
※R18※ご神託で国を動かす神子様の、日々の『お勤め』とは…。一般リーマン×神子様!  僕の名前は、四つあった。  家人(けにん)は僕の事を『よび様』と呼ぶ。  でもお勤めの最初には『皇城充樹(すめらぎみつき)』と名乗る。  参拝者様は僕を『神子様(みこさま)』と呼ぶ。  父である先代だけが、僕の事を『珠樹(たまき)』と呼んだ。  物心ついた時にはすでにそうだったから、僕にはそれが当たり前だった。  僕にしか出来ない神聖な『お勤め』をこなし、ご神託を占い、四角い木の格子のある部屋で僕は俗世の穢れから『守られて』いた。  生まれて二十年間、変わらなかった世界は、だけど二十歳の誕生日に一変した。  政臣(まさおみ)さんという男性と娶せられる事になり、秘密の多い関係が始まった。  初めて屋敷の外に出て、初めて自動車に乗って、初めて動物園でぱんだの赤ちゃんを見て。  政臣さんの涼しげな奥二重が僕に微笑むのを見ると、何だか足元がふわふわする。  それは確かに、新聞連載の物語で読んだ事のある、『初恋』という心地のような気がするのだった。
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小説 140,743 位 / 140,743件 BL 15,907 位 / 15,907件
文字数 74,199 最終更新日 2021.10.31 登録日 2021.10.02
BL 完結 長編 R18
 この世界は、αとβとΩで出来てる。  生まれながらにエリートのαや、人口の大多数を占める『普通』のβにはさして意識するほどの事でもないだろうけど、俺たちΩにとっては、この世界はけして優しくはなかった。  今日も寝坊した。二学期の初め、転校初日だったけど、ワクワクもドキドキも、期待に胸を膨らませる事もない。何故なら、高校三年生にして、もう七度目の転校だったから。    βの両親から生まれてしまったΩの一人息子の行く末を心配して、若かった父さんと母さんは、一つの罪を犯した。  小学校に入る時に義務付けられている血液検査日に、俺の血液と父さんの血液をすり替えるという罪を。  従って俺は戸籍上、β籍になっている。  あとは、一度吐(つ)いてしまった嘘がバレないよう、嘘を上塗りするばかりだった。  俺がΩとバレそうになる度に転校を繰り返し、流れ流れていつの間にか、東京の一大エスカレーター式私立校、小鳥遊(たかなし)学園に通う事になっていた。  今まで、俺に『好き』と言った連中は、みんなΩの発情期に当てられた奴らばかりだった。  だから『好き』と言われて、ピンときたことはない。  だけど。優しいキスに、心が動いて、いつの間にかそのひとを『好き』になっていた。  学園の事実上のトップで、生まれた時から許嫁が居て、俺のことを遊びだと言い切るあいつを。  どんなに酷いことをされても、一度愛したあのひとを、忘れることは出来なかった。  『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとだったから。
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小説 15,497 位 / 140,743件 BL 3,026 位 / 15,907件
文字数 86,976 最終更新日 2019.11.01 登録日 2019.10.14
BL 完結 ショートショート
 BL嫌いからのお題、『紳士BL』。 「先生、好きでした。……いいえ。ずっと、好きです。今でも」  同窓会で、焼けぼっくいに火がついたなんて話はチラホラ聞いたことがあったが、まさか自分の身にそんな珍事が起こるとは夢にも思っていなかった。 ※ほのぼの会話BLです。性的な表現は一切ありません。BL苦手な方でも読める作品です※
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小説 34,228 位 / 140,743件 BL 7,016 位 / 15,907件
文字数 2,001 最終更新日 2019.10.29 登録日 2019.10.29
BL 完結 長編 R18
 僕は小学校まで、遊園地の好きな、何処にでも居る明るい子供だった。  だけど両親を亡くし、あしなが基金に借金して成人した僕は、いつしか長い前髪の陰に隠れて、自信を失い、恋愛もままならないようになっていた。  ある日、心配した姉ちゃんに無理やり申し込まれた婚活パーティで、優しくしてくれた男性(ひと)に連絡先を書いたら、何とそれは、結婚契約書だった!  最初は誰でも良かった契約結婚。  いつしか「好き」と「好き」が重なり、「愛してる」になる。  幾つもの障害をを越えて結ばれた時、こぼれ落ちた切ない涙は、「愛」そのものなのだと知る。  切なさの涙の数だけ、共に夜を越えていこう。
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小説 29,155 位 / 140,743件 BL 5,733 位 / 15,907件
文字数 108,521 最終更新日 2019.10.14 登録日 2019.10.07
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