伏水瑚和

伏水瑚和

現代・和洋時代ものローファンタジー、恋愛小説を書きます。イノセントな世界観の切なさや苦さを描いた、耽美で叙情的な話が好みですが、癒やされる話も読みます。アイコンはノーコピーライトガール様のフリー素材。
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歴史・時代 完結 ショートショート
遠い昔。とある地方で、毎年、桜が散る頃になると発生する、謎の疫病が蔓延していた。悪くすると死に至る災厄で、村人が大勢亡くなった。 村外れの桜の大木に宿るという、万能の守り神。彼に厄を祓ってもらう引き換えに、心身共に清き若い娘を花嫁に差し出すという儀式の大役を、生まれながらに背負った巫女の家柄の少女。 十五の春。いよいよ迎えた “その” 日に、幼い頃から慕い、信じてきた桜の守神への想いを語る。 「本当は、わかっておりました。だけど、信じたかった。最後の最期まで、信じていたかったのです」 ※史実(人身御供)資料を元にしたフィクションです ※PG12程の残酷表現あり。一人称 ※表紙は許諾を頂いたAI作成画です
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文字数 4,006 最終更新日 2023.05.21 登録日 2023.05.20
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