酒蔵ツクル

酒蔵ツクル

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ファンタジー 連載中 長編 R15
通夜の晩、早桶が潰れ、亡骸だけが消える。 屋根も天井も無事のまま。雲の上を歩き去ったのは、目のない猫だった。 人の身に妖怪の力を埋め込まれ、妖怪を狩る者――宵士(よいし)。 それを生み出す術はとうに失われ、新たな宵士が生まれることは、もうない。 頼まれた仕事だけを片づけて二十年。四十三歳の宵士・朔(さく)は、異国のつば広の黒帽子に、血を吸う刀を差している。その術は、掌から一尺しか届かない。 死人が減っただけだと役人に見捨てられた宿場で、相場の半分にも満たない二両を受け取り、朔は消えた亡骸の行方を追いはじめる。 自分が何を斬ってきたのかを、朔はまだ知らない。 小説家になろう にも掲載しています。
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文字数 42,869 最終更新日 2026.10.23 登録日 2026.10.19
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