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魔法が存在する現代日本・教都(きょうと)。
教都大学大学院生の敷島寛治(しきしまかんじ)は重度の漢字オタクで、乙六魔法(補助魔法群)漢字術の使い手である。
通常の漢字術者がひとつの部首に限定、あるいは部首制限なしの「漢字札」を用いて補助魔法をかける程度だ。
しかし敷島は「漢字オタク故に漢字の字義を深く理解することができるため、強力な漢字術を使える」能力者である。
しかし、その漢字術が強力すぎるため、彼自身の体を蝕むので一日十枚が限度。
そんな敷島が教都・逢坂(おおさか)・楢(なら)という三都市で、暴れ狂う漢字が引き起こす怪事件相手に、漢字オタクの知識と胆力で解決していく漢字ファンタジー。
――あなたが普段読み書きする漢字は、とても危険なのだ。
文字数 9,311
最終更新日 2026.05.29
登録日 2026.05.28
数宮すずは、
数学が苦手だった。
というより、
算数の頃からずっと苦手だった。
分数も、
方程式も、
「なんでそうなるのか」が分からない。
周囲が簡単そうに解いていく問題が、
自分だけ理解できない。
そのたびに、
少しずつ「考えること」が怖くなっていった。
⸻
そんな彼女の前に現れたのは、
不思議な少女――白泉ルナリア。
数学を愛し、
数式を“美しいもの”として見つめる少女だった。
⸻
「分からなくてもいいの。
一緒に考えればいいんだから」
⸻
放課後の教室。
ノートの落書き。
消せない途中式。
そして、
少しずつ近づいていくふたりの距離。
これは、
“正解”を目指すだけの物語ではない。
* 分からないこと
* 伝わらないこと
* ひとりでは解けないこと
そんな“人生の問題”を、
ふたりで少しずつ考えていく物語。
⸻
数学×百合×成長物語。
「分からないままでも、
誰かと一緒なら前へ進める」
学習書房格物堂がおくる、
やさしい数学百合作品。
文字数 3,921
最終更新日 2026.05.29
登録日 2026.05.28
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