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ソフィア・ルド・シルヴァント公爵令嬢は大人しい娘だった。
貴族の友だちもなく、意地悪な継母や連れ子(妹)の影響で家庭内でも小さく縮こまって生きてきたソフィア。ある日前世の夢を頻繁に見るなり、徐々に前世の記憶を取り戻した。
前世の私は山中牧子15歳。
牧子も学校に友達がいなかった。
放課後、牧子は校舎裏の花壇で草むしりをしている最中に急死した。なぜ死んだのか分からないまま。
ソフィアが前世の夢を何度も繰り返して見るようになってから、前世でできなかった『友達を作る』という目標に向けて内気な自分をどうにか変えようと動き出す。
トラブルが巻き起こるなか、ソフィアは強い意志を持って、悪意に立ち向かう。
重なる前世と今世。
後半にかけて、前世の山中牧子の死の真相が明らかになっていく。
前世と今世。夢で繋がるソフィアの成長物語です。
文字数 87,126
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.08.24
「ユリエラ・リーベルト。今、この場をもってお前との婚約を破棄する!!」
レオニア建国記念祭のパーティーの最中、断罪シーンが始まった。
レオニア王国の第一継承者である、セドリック・レオニア第一王子(21歳)。そばには奇跡の聖女コハル・イトウ(16歳)がブルブル震える。
この二人を冷めて目で見ている私は、ユリエラ・リーベルト(18歳)。
10歳の時にこの体に憑依した異世界人だ。前世の名前は、由利 恵。
私は聖女コハルを階段から突き落としたという容疑がかかっていた。
初めて自分が断罪される側の悪役令嬢だと自覚する。
「わたくし、一切、手を出しておりません」
私が言い放つと、馬鹿王子セドリックが怒声を上げる。
「聖女殺人未遂で、ユリエラ・リーベルトをひっ捕らえよ!!」
騎士二人が、私を抑え込もうと近づくが……。
悪役令嬢ユリエラの快進撃がここから始まる。
◎2話完結のコメディーとなっております。
文字数 8,114
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.09.05
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