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 古宮明人は、心身ともにいたって健康な高校生――しかし余命はあと6日。 ◇ ◇ ◇  ある冬の晩、奇妙な楽園の夢を見た明人の手のひらに、【6】と不気味な数字が張りついた。普通の人間には見えず、洗っても消えないその数字は、なんと余命の日数を示すカウントダウンであるという。  明人が助かるためには、己を捕囚した【夢】の楽園を破壊するしかない。  夢から現実に飛びだしてきた自称『古代の神』からそう聞かされ、明人は半信半疑ながらも彼とともに楽園の悪意へと挑み始める。  6日過ぎた日の朝を、生きてむかえるために。 # ※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 ※ 小説家になろう・カクヨムでも投稿しています。
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文字数 305,357 最終更新日 2020.04.14 登録日 2020.02.12
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