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 遥か昔から、あらゆる異世界の存在を認知している日陰舘一族。  一族現当主の日陰舘雅人は、『明示録』と呼ばれる、異世界の存在が書き記された書物の唯一の持ち主だった。  明示録には異世界の人間を召喚するだけの力が秘められており、雅人はそれを用いて、異世界の〔英雄〕であるトア=ラィド・イザベリングを召喚する。  その行為が、トア自身の反感と、そこに潜む『悪意』を呼び起こすことになる、と知りながらも。 「待っていて下さい。今夜九時────あなたを、殺しに行きますから」  多種多様のフィーネスたちと、時に衝突し、時に協力し合いながら、幾多の異世界の略奪を目指す物語。  それが極まった先に何が待ち受けているのかは……まだ、誰も知らない。
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文字数 120,166 最終更新日 2019.02.02 登録日 2019.01.10
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