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第二王子シルヴァは、母親の亡きあと金色の髪が原因で王城から追い出され、あてがわれた屋敷中の人間に虐げられてきた。
しかし、ある日ルーファスを名乗る侍従が現れ、シルヴァを取り巻く環境は劇的に変わっていく。
“ ルーファスがいれば何もいらない。”
ルーファスのおかげで驚くほどの平穏を手に入れたシルヴァは、古いお屋敷で世俗から離れ、彼とともに暮らしていこうと、そう心に決めていた。
腹違いの兄、王太子アーサーが留学から帰国し、シルヴァにある一言を告げるまでは。
「王になるのは、お前だ」
これは、真に“父王殺し”の彼が幸せになるまでの物語。
*表紙はAIイラストです。
文字数 26,778
最終更新日 2024.03.30
登録日 2023.08.28
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