かつらな

かつらな

現役女子高生、17歳。 かすかな痛みと夢を言葉に変えて、生きている証を綴る。
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現代文学 完結 ショートショート
これは私の夢の話。
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小説 212,864 位 / 212,864件 現代文学 8,984 位 / 8,984件
文字数 670 最終更新日 2025.11.29 登録日 2025.11.29
恋愛 連載中 短編
──見えなくなるものを、音がつなぎ直す。 寮の夜、少年の枕元で鳴った一粒の鈴から、物語は始まる。 『鈴は月に恋をする。』では、黒猫が少女“鈴”となって現れ、満ち欠けと引き換えに与えられた仮の命で「ただいま」を重ねる。世界が彼女の存在を忘れても、鈴の音だけが恋の記憶を留め、年月を越えてふたりを再び結ぶ。 『透明のバスケットボール』は、雨の日に相棒を庇って逝った“玲”が、ドリブルとブザーの反響として澪の傍に戻る物語だ。見えない相棒と走り切る最後の40分が、後悔を「継承」へ変え、澪は泣き笑いで前を向く。 『ありすは重く儚い夢の果て。』では、痛みを拾いすぎる少女・ありすが、音のない白夢に棲む“夢亜”と出会う。無音/時計の停止が日常を侵食し、「眠り」と「現実」の境は溶け、彼女は“痛みのない場所”を選ぶ。 三作は、鈴・反響・無音という三種の“音”でつながる連環譚だ。恋と恩返し、相棒の継承、そして痛みからの救済(あるいは越境)。失われるもののその先に、確かに届くものは何か。 ──それは音だけが知っている。
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小説 212,864 位 / 212,864件 恋愛 61,733 位 / 61,733件
文字数 16,881 最終更新日 2025.10.23 登録日 2025.10.23
現代文学 完結 短編 R15
出会い系で出会った裕二は、優しくて、あたたかくて、世界で一番信じられる人だった。 けれどその優しさは、いつの間にか痛みに変わっていった。 叩かれても、泣いても、それでも彼のそばにいた。 だって、痛みの中にしか“愛”を感じられなかったから。 煙草の煙のように、ゆっくりと溶けていくふたり。 これは、依存と赦しの境界で燃え尽きた、愛の記録。
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文字数 2,114 最終更新日 2025.10.09 登録日 2025.10.09
現代文学 完結 短編
「青い空。白い砂浜。昼間なのに、月が出ていたあの日——」 大学生の“私”は、道端で倒れていたアルビノの少年・あおを拾う。 彼の白い肌、赤い血、そして“消えたい”と願う心。 一緒に過ごす短い日々は、やがて“消えてしまう青”を見送るための時間だった。 ——「ねえ、あお。海って、こんなにも青いのにね。」
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小説 212,864 位 / 212,864件 現代文学 8,984 位 / 8,984件
文字数 3,956 最終更新日 2025.10.09 登録日 2025.10.09
現代文学 連載中 長編 R15
「痛みも夢も、蜃気楼のように揺らめいて消えてゆく。」 生きることは、時に幻を抱くこと。 過去の記憶、壊れた愛、救いにならなかった救い──。 17歳の視点で綴る短編集『mirage』。 言葉の一つひとつが、儚さと痛みの証になる。
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小説 212,864 位 / 212,864件 現代文学 8,984 位 / 8,984件
文字数 9,030 最終更新日 2025.10.09 登録日 2025.10.03
現代文学 完結 ショートショート R15
互いを欲して、壊れていった。 見えないものに押し潰され、息苦しさに耐えられなかった日々。 互いの傷を見せ合い、寄り添い合うことでしか生きられなかった私とルカ。 それは救いか、それとも共倒れかー。 青春と依存のはざまで揺れる、痛みの記録。
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小説 212,864 位 / 212,864件 現代文学 8,984 位 / 8,984件
文字数 1,924 最終更新日 2025.10.03 登録日 2025.10.03
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