あの頃の赤

互いを欲して、壊れていった。

見えないものに押し潰され、息苦しさに耐えられなかった日々。
互いの傷を見せ合い、寄り添い合うことでしか生きられなかった私とルカ。
それは救いか、それとも共倒れかー。
青春と依存のはざまで揺れる、痛みの記録。
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