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高校1年生、入学したばかりの僕は音楽室で君が奏でるピアノの音色を聞いた瞬間、世界が丸ごとひっくり返ってしまったんだ…。
中学時代にある出来事により音楽から遠ざかっていた僕。
幼い頃からピアノに人生を捧げてきた唯月(いつき)。
彼の苦しみながらも音楽に向き合い続けてきた姿に僕はどうしようもなく恋い焦がれ、毎日彼のピアノを聴きに音楽室に通うようになる。
過去の挫折からもう二度と音楽はやらない、恋なんてしないと思っていた僕の心は、彼に惹かれ次第に解きほぐされていく。
互いの音色を通して心を通わせるうちに、やがて僕らの関係性も変わっていく…。
高校生2人の恋に、音楽に、時に臆病にそれでも向き合い続けようともがく繊細な日々を描く青春ストーリー。
※この作品には、AIによる補助が含まれます(誤字脱字の修正、ひらがなや漢字表記など文体の統一を行った部分があります)
私事になりますが、現在両手が不自由なためこの作品は全て音声入力による執筆、そして漢字変換や表記のミスなど校正をAIによって行い投稿しています。
本文のアイディア、文章の描写自体はすべて私自身の脳みそでしているので、お楽しみいただければ幸いです…!
文字数 31,757
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.08.11
※あらすじ、後半の内容にやや二章のネタバレを含みます。
幼なじみの悠也に、恋心を抱くことに罪悪感を持ち続ける楓。
逃げるように東京の大学に行き、田舎故郷に二度と帰るつもりもなかったが、大学三年の夏休みに母親からの電話をきっかけに帰省することになる。
見慣れた駅のホームには、悠也が待っていた。あの頃と変わらない無邪気な笑顔のままー。
何年もずっと連絡をとらずにいた自分を笑って許す悠也に、楓は戸惑いながらも、そばにいたい、という気持ちを抑えられず一緒に過ごすようになる。もう少し今だけ、この夏が終わったら今度こそ悠也のもとを去るのだと言い聞かせながら。
しかしある夜、悠也が、「ずっと親友だ」と自分に無邪気に伝えてくることに耐えきれなくなった楓は…。
お互いを大切に思いながらも、「すき」の色が違うこととうまく向き合えない、不器用な少年二人の物語。
主人公楓目線の、片思いBL。
プラトニックラブ。
いいね、感想大変励みになっています!読んでくださって本当にありがとうございます。
2024.11.27 無事本編完結しました。感謝。
最終章投稿後、第四章 3.5話を追記しています。
(この回は箸休めのようなものなので、読まなくても次の章に差し支えはないです。)
番外編は、2人の高校時代のお話。
文字数 55,405
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.10.30
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