考えすぎない

自分の「考えすぎ」のクセを知れば、苦しみから解放される

2019.03.13 公式 考えすぎない 第41回
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仕事でもプライベートでも、私たち日本人はその勤勉さゆえなのかつい考えすぎてしまうことが多いように思います。しかしそうした日々の悩みは、ほとんどが“考えすぎ”を原因としています。この“考えすぎるクセ”を改善すれば、もっとラクに生きることができるはず……この連載では、「考えすぎずに生き、もっと幸せになる」ための方法を紹介していきます。 

自分の〝考えすぎ〟のクセを知る

多くの人は無意識に〝考えすぎ〟を繰り返し、それに気づかずに自分の時間と精神的なエネルギーを浪費してしまいます。それは〝考えすぎ〟がクセになっているからであり、そのクセに気づいていないからです。

自分がくよくよしやすい、悩み苦しむことが多いなどは「性格だから、変えようがない」と思い込んでいる人もいます。「性格ではなく、考え方のクセ」と考えたほうがいいのです。クセは努力すれば変えることができるのです。

人それぞれに、いろんな〝考えすぎ〟のクセがあります。

たとえば、小さいことを考えすぎるクセ、先の悪いことを考えすぎるクセ、過ぎたことを考えすぎるクセ、先のことを心配しすぎるクセ、変えようのないことを考えすぎるクセ、イヤな人のことを考えすぎるクセ、自分の欠点を考えすぎるクセ、起こったことを悪く考えすぎるクセ、先のことを悲観的に考えすぎるクセ、人のことを悪く考えすぎるクセ、自分のことを悪く考えすぎるクセ、無意味に考えすぎるクセ、複数の問題をまとめて考えすぎるクセ、堂々巡りをするクセ、慎重に考えすぎるクセ、長時間考えすぎるクセ、悩みを苦にしすぎるクセ……。

「自分にもあるかもしれない」と思う〝考えすぎ〟のクセがあるのではないでしょうか。

まずは「自分にはこういう〝考えすぎ〟のクセがある」と知ることが、〝考えすぎ〟を減らす第一歩です。時間がかかるかもしれませんが、本書に書いてあるような心がけを続ければ、〝考えすぎ〟のクセを少しずつ減らしていくことができるのです。

実際には、考えすぎている最中には、自分の〝考えすぎ〟に気づけないことが多いでしょう。

一人で落ちついている状況で、自分が悩んでいた時のことを振り返って、どのようなことを考えていたかを思い出してみれば、自分の〝考えすぎ〟のクセに気づきやすいでしょう。

また、悩みを紙に書いて考える方法を実践すれば、自分の考え方の傾向が明確になって、自分の〝考えすぎ〟のクセに気づけることが多いでしょう。

たとえば、考え方の傾向としては、過去の問題を考えやすい人と将来の心配をしやすい人がいます。また、人を悪く考えやすい人と自分を悪く考えやすい人がいます。このような傾向の度がすぎて〝考えすぎ〟のクセになっている人がけっこういます。

自分の〝考えすぎ〟のクセを自覚できれば、クセが出た時に気づきやすくなり、ストップしやすくなります。それが上達することで、少しずつ〝考えすぎ〟のクセを減らしていくことができるのです。


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プロフィール

本多時生
本多時生

1956年7月、神奈川県生まれ。電気通信大学卒業。ソフト開発の仕事の傍ら、20代後半より「人の幸せに関する研究」をライフワークとしてはじめ、1996年には「幸せのホームページ」を開設、現在までほぼ毎日更新を続けている。

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