ツイッター閲覧制限は「崩壊の序章」かもしれない

閲覧制限は「崩壊の序章」になるかもしれない

日本のネットユーザーには、SNS上のフォロー・フォロワー関係と、リアルな人間関係をわけて考え、両者の結びつきを避ける印象がある。実名ベースのFacebookに違和感を覚えた経験がある読者もいるだろう。その点、Instagramは属人性が薄れるものの、Facebookとのアカウント連携や同時投稿が推奨されている。

表向きは匿名性が保たれていても、内情は「実名コミュニティー」と隣り合わせとなれば、居心地の悪さを感じるユーザーも多いはず。日常を離れて、特定の趣味趣向で「つながる」気軽さを、ツイッターに求めていた層にとって、しばらくThreadsへの「完全移行」は考えられないのではないか。

競合サービスがどうなるにせよ、ツイッターが苦境に立たされているのは間違いない。いかにユーザーや広告主の信頼を勝ち取るか。そして、これまでの「ツイッターは無料で使えるものだ」との意識を変えて、ユーザーが直接課金したくなるような仕組みを作れるか。今回の閲覧制限が「崩壊の序章」にならないことを願っている。