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神託によって人生が決まる王都で、少年ナノに与えられた固有スキルは【石】だった。
魔法も使えず、剣技も扱えず、ステータスは最底辺。
役立たずの無能と判断されたナノは、王都の貧民街へ落とされる。
だが、魔物の襲撃によって故郷を失い、両親に命を救われたナノは、深い谷底へ落ちる。
辿り着いた地底湖で、彼が触れたのは一つのダイヤモンドだった。
その瞬間、無能と笑われた【石】の本当の力が目を覚ます。
宝石を吸収することで、肉体は鍛えられ、スキルやアビリティが開花していく。
ダイヤモンド、ガーネット、エメラルド、ルビー、オニキス、翡翠。
石に宿る意味と力を取り込み、ナノは最底辺から成り上がる。
人族、ドワーフ、エルフ、竜人、悪魔、妖怪、獣族、ホムンクルス。
各種族が種族石を宿し、魔物の体内には魔石が眠る世界。
桃源郷と呼ばれる危険地帯、種族同士の陰謀、そして神託制度に隠された真実。
無能と呼ばれた少年は、やがて世界を揺るがす存在となる。
宝石の力で運命を砕く、異世界成り上がりファンタジー。
文字数 51,723
最終更新日 2026.06.17
登録日 2026.06.08
記憶から「嘘の痕跡」を読み取る実験技術を研究していた男・久瀬誠一が、密室状態の研究室で死亡した。
現場に残されていたのは、たった一文。
「僕を信じるな。」
事件の翌日、久瀬が遺した記憶照合システム《オルフェ》が勝手に起動し、関係者たちの嘘をひとつずつ暴き始める。
妻の嘘。
親友の嘘。
刑事の嘘。
研究所の嘘。
そして、死んだ男自身の嘘。
証明されるたび、事件は真相から遠ざかっていく。
これは、自分の死を使って誰にも裁けなかった罪を証明しようとした男と、その証明に巻き込まれた人々の物語。
この作品はカクヨム、小説家になろう、アルファポリスにも掲載しています。
文字数 66,123
最終更新日 2026.06.16
登録日 2026.06.03
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