後添い夫との別離を選んだ女伯爵
ベネット伯爵家の女伯爵であるセルディカは、兄の急逝によって婚約を解消して跡継ぎとなった。兄を失った大災害からの復興のために一回りも年上の妾腹の第三王子テオドールと王命で婚姻して、翌年息子ボリスを得た。
しかし、ボリスが十歳になったある日、テオドールが急逝してしまい、その年の暮れに母を、翌年に父を相次いで失くす。
ベネット女伯爵としてボリスの成人までの繋ぎとして、必死に領地のために奔走するセルディカに、かつての婚約者であった子爵家のトドルがセルディカを支えると言って求婚してきた。
王位継承権は無いが国王の血を引くボリスをセルディカとトドルが支えて数年、もうすぐ成人と言う時にトドルがセルディカに子が欲しいと言ってきた。
跡継ぎはボリスで決まっており、婚姻の際に子を儲けないことを条件にしていたのに、突然のトドルの発言に、セルディカは離婚を決断するのだった。
約束を違えた男との別れのお話です。
しかし、ボリスが十歳になったある日、テオドールが急逝してしまい、その年の暮れに母を、翌年に父を相次いで失くす。
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