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ベルティア王国のローゼン男爵家で、地味な容姿を理由に冷遇されて育ったリエラ。きょうだいの中で一人だけ平民学校に通わされた彼女は、そこで薬学を専攻する。学校で身につけた知識をもとに、独学でも薬草加工の技術を磨いたリエラは、没落寸前だった実家を陰で立て直すが、その功績が両親から認められることはなかった。 やがてリエラは、フェルナー伯爵家の嫡男ニルスと政略結婚をさせられる。 しかし軍務を理由に長く屋敷に不在だったニルスは、形式的な結婚式だけを済ませると、またすぐに戦地へと戻ってしまう。 夫不在の伯爵家で、リエラは義父母から使用人同然の扱いを受けながら暮らすこととなった。 それからおよそ一年後、ようやく帰還したニルスは、なぜかリエラの妹であるマチルダを伴っていた。そして「俺はマチルダと結婚する。地味で可愛げのない妻はいらない」と、リエラに一方的に離縁を言い渡す。 行き場を失ったリエラは、悪名高い辺境伯、レオンハルト・リングレンのもとへ嫁がされることに。 けれどレオンハルトは、様々な噂とは真逆の、有能で誠実な領主だった。 辺境伯領で初めて夫から対等に扱われるようになったリエラは、薬学の知識を振るい、リングレン辺境伯領をさらなる繁栄へと導いていく。 一方、彼女を失った実家のローゼン男爵家は、急速に没落の一途を辿り──。 ※何もかもファンタジーな設定の作品です。温かい目で見ていただけると嬉しいです。 ※毎度のことで申しわけないのですが、終わらないので長編に切り替えます…。すみません。 ※こちらの作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
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