婚約者の恋を見届けるつもりでした
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けれど社交界に現れた伯爵令嬢セシリアと出会ってから、アルベルトは少しずつ変わっていく。
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婚約者の幸せを願うのなら、笑って送り出そう。
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一方、アルベルトに惹かれ始めたセシリアは、交流を重ねるうちに、リリアが噂とはまったく違う優しく誠実な女性であることを知る。そして、アルベルトが語る思い出には、いつもリリアがいたことにも気づいてしまう。
これは、自分が入り込んではいけない場所なのかもしれない。
そう感じたセシリアは、自ら恋を終わらせる決断を下す。
大切な人を失いかけて初めて、自分の恋が憧れではなく、長い年月をかけて育まれた愛だったと気づく王太子。
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