ルーズリアの王太子と、傾いた家を何とかしたいあたし

世界観紹介〜同じ世界観で描いた作品紹介もあるかも

世界観紹介

【ルーズリア王国】
　アシエルと呼ばれる星の最も大きい大陸がアシール、その次に大きい大陸カークライトの最も権威のある王国。
　国王はリスティル。
　別名に春の国。
　カークライトの国のほとんどと国交を結び、その中でも特に信頼が厚く、敬意を持って、カークライトの『至高なる王アルドリーの国』と言われる。

【シェールド】

　アシエル最大の大陸、アシールのほぼ全土を統一する国。
　アシエルには、他にラディリア公国、スティアナ公国などがある。
　騎士と術師の国で、この大陸にしかいないドラゴンや珍しい生き物が多い。
　そして、最も歴史の長い国であり、書簡が残っているだけで、五千年近い。

　現在の国王は、第52代国王でアルドリー三世。
　代々の王は普通、当然名前を持つが、現王アルドリーは王の本名ではなく、『王の中の王』という意味の接頭語『ardriアルドリー』という名を、先先代である祖父に与えられた。本名を秘された存在である。
　本人も、自分の名前はアルドリーではないと思っている。
　アルドリー三世の父が先代王アレクサンダー二世で、母はその正妃であり、幻の国グランディアの直系の王女セイラ妃と言う、特に高貴な血筋である。
　双子の弟のアーサー・セドリシアン王子がおり、２歳下の妹レイディーア・ローラシエル王女、そして17歳下に双子の弟妹アーデルハイド王女、アルトゥール王子がいる。
正妃はルエンディード・カエサール妃。マルムスティーン侯爵家の娘で、王妃の母はアルドリー三世の父の姉、元王女である。
　アルドリー王夫妻には王女しかおらず、弟のアーサー王子の第一王子を婿養子に迎える予定。

【グランディア】
　風の鳥とも呼ばれる、予知能力や風の精霊使いや言霊使いなど特殊能力を持つ風の女神を祀る一族。元々アシエルに小さな集落を形成していたが、その特殊能力に目をつけられ誘拐される事件が多発。
　風の女神により異世界に去っていった。
　ごく稀に、その扉が開くことがあり、予知能力を持つ風の鳥と、それを守る主に精霊使いの長と、侵入者の戦いが続く。
　現在の長はアルドリー三世の祖父の清影せいえい。
　清影は言霊使いで、元々暴走体質。
　それを落ち着かせる為、様々な芸事を習っている。


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《スピンオフ作品》

｟神話編｠

『英雄と神の狭間……。』

　全能神エール・ディーナ、創造神レイ・ロ・ウの間に生まれたのがアシールと言う星の神ケイン・ジュエル。

｟過去編｠

『破壊王子（……えっ？王女だよね？）と、独占欲の強い王子』

　一度途絶えかけたシェールドを再興した、27代国王になるアレクサンダー１世のお話。

『世界の盾たる国王と、人々に愛される王太女』

　33代王アレクシエルとその王女アマディエリアのお話。

｟現代編｠

『幻の歯車公爵家の姫と水の精霊の末裔の騎士』

　ルーズリアに騎士として来ているウィリアム・ロズアルド……ウェイトの若い頃の話。

『竜と王と剣と盾』

　王太子アルドリーが異世界で成長し、家族と共にシェールドに戻ってくる。