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「油断しすぎ。男の部屋だって分かってる?」いつも優しい幼馴染の、逃げ場のない甘い熱
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「……ねえ、聞いてる? 湊」
金曜日の夜。
私、結衣は、幼馴染である湊の部屋で、缶チューハイを片手に仕事の愚痴をこぼしていた。
湊は昔から優しくて、私の保護者のような存在だ。
今日もソファで隣に座り、うんうんと相槌を打ってくれている……と思っていた。
ふと顔を上げると、湊は全く笑っていなかった。
いつもは温厚に垂れ下がっているはずの瞳が、今は獲物を狙うような暗い熱を帯びて、じっと私の口元を見つめている。
「み、なと……?」
「……聞いてるよ。結衣が、職場の先輩に頭をポンポンされたって話だろ」
スッと、私の手から缶チューハイが抜き取られ、テーブルに置かれた。
次の瞬間、強い力で手首を引かれ、私はソファに押し倒されていた。
「えっ……きゃっ!」
「……あのさ。結衣は俺のこと、なんだと思ってるわけ?」
至近距離から見下ろす湊の顔は、私の知らない「男」の顔だった。
広い肩幅が視界を塞ぎ、彼から漂う微かなムスクの香りが、逃げ場のない距離で私を包み込む。
「お、幼馴染、でしょ……? 湊、顔が、近い……」
「そう。幼馴染。だからって、他の男に触られた話なんて、俺が平気な顔で聞けると思った?」
彼の大きな手が、私の頬を包み込む。
親指が、微かに震える私の唇を、わざとらしく、ゆっくりとなぞった。
それだけで、背筋にゾクゾクとするような甘い痺れが走る。
「……っ、やだ、湊……変な感じがする……」
「変な感じ? ……これだけで?」
湊の顔がさらに近づき、彼の熱い吐息が耳元にかかる。
低く、掠れた声が鼓膜を直接震わせた。
「……結衣が油断してるから、教えてあげる。
俺、結衣が思ってるより、ずっと前から余裕ないんだよ」
彼の手が首筋を滑り落ち、ブラウスの襟元へと触れる。
触れられるか触れられないかの絶妙な距離感でなぞられる鎖骨。
直接触れられていないのに、身体の奥が勝手に熱を持ち、じわりと疼き始めてしまう。
「湊……だめ、こんなの……っ」
「だめじゃない。……俺以外の男に触らせるくらいなら、ここで俺が、結衣の全部を上書きしてやる」
彼の唇が、私の耳たぶを甘く食む。
小さく漏れてしまった私の声ごと塞ぐように、湊はそのまま、逃げ場のない深いキスを落とした。
優しかった幼馴染の、隠し持っていた重い熱に溶かされ、私はもう、彼の手の中から逃げ出せなくなっていた。
金曜日の夜。
私、結衣は、幼馴染である湊の部屋で、缶チューハイを片手に仕事の愚痴をこぼしていた。
湊は昔から優しくて、私の保護者のような存在だ。
今日もソファで隣に座り、うんうんと相槌を打ってくれている……と思っていた。
ふと顔を上げると、湊は全く笑っていなかった。
いつもは温厚に垂れ下がっているはずの瞳が、今は獲物を狙うような暗い熱を帯びて、じっと私の口元を見つめている。
「み、なと……?」
「……聞いてるよ。結衣が、職場の先輩に頭をポンポンされたって話だろ」
スッと、私の手から缶チューハイが抜き取られ、テーブルに置かれた。
次の瞬間、強い力で手首を引かれ、私はソファに押し倒されていた。
「えっ……きゃっ!」
「……あのさ。結衣は俺のこと、なんだと思ってるわけ?」
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広い肩幅が視界を塞ぎ、彼から漂う微かなムスクの香りが、逃げ場のない距離で私を包み込む。
「お、幼馴染、でしょ……? 湊、顔が、近い……」
「そう。幼馴染。だからって、他の男に触られた話なんて、俺が平気な顔で聞けると思った?」
彼の大きな手が、私の頬を包み込む。
親指が、微かに震える私の唇を、わざとらしく、ゆっくりとなぞった。
それだけで、背筋にゾクゾクとするような甘い痺れが走る。
「……っ、やだ、湊……変な感じがする……」
「変な感じ? ……これだけで?」
湊の顔がさらに近づき、彼の熱い吐息が耳元にかかる。
低く、掠れた声が鼓膜を直接震わせた。
「……結衣が油断してるから、教えてあげる。
俺、結衣が思ってるより、ずっと前から余裕ないんだよ」
彼の手が首筋を滑り落ち、ブラウスの襟元へと触れる。
触れられるか触れられないかの絶妙な距離感でなぞられる鎖骨。
直接触れられていないのに、身体の奥が勝手に熱を持ち、じわりと疼き始めてしまう。
「湊……だめ、こんなの……っ」
「だめじゃない。……俺以外の男に触らせるくらいなら、ここで俺が、結衣の全部を上書きしてやる」
彼の唇が、私の耳たぶを甘く食む。
小さく漏れてしまった私の声ごと塞ぐように、湊はそのまま、逃げ場のない深いキスを落とした。
優しかった幼馴染の、隠し持っていた重い熱に溶かされ、私はもう、彼の手の中から逃げ出せなくなっていた。
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